車のラジエーターの冷却水(クーラント)が減るのは漏れが原因なの?
車にポピー♪
管理人の僕です。
仕事で使っているトラックの冷却水が減って行って困ってます。現状、毎日水を補給して騙し騙し乗っていますが・・・
備忘録も兼ねて、ラジエーターの冷却水(クーラント)漏れの原因について書いていきます。同じような症状で悩んでいる人の参考になれば幸いです。
ちなみに原因は、「ホースからの漏れ」だと思います。オーバーヒートが怖いのですぐにでも直したいのですが、これを書いている時点では年末年始の休業で修理ができないのです(涙)。
冷却水(クーラント)が減る
ラジエーターの冷却水は、クーラントや不凍液とも言いますね。代わりに水を入れてもいいですが、水だと錆びてしまうことと、冬季に凍ってしまうという問題があります。
減ってしまった場合は、応急処置以外は素直に冷却水を買って入れた方が無難です。
ピンクや緑といった色がありますが、これは冷却水だと分かりやすくするために色を付けてあります。ピンクと緑を混ぜても問題はありませんが、当然色は黒くなってしまいます。
そうすると冷却水の汚れの程度が分からなくなってしまうので、これも緊急時以外は素直に同色を入れた方がいいでしょう。
症状
さて症状についてです。
2~3か月前から微妙に冷却水が減って行って、その都度継ぎ足している状態が続きました。1か月でおよそ0.5ℓぐらい。
まあ古いトラックなので、そこまで気にせずに乗り続けていました(本来は、点検修理をすぐにして下さいね)。
でもそのうち減っていくペースが速くなり、今(12月)では1日に1ℓぐらいなくなって行きます。
Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
これってヤバイですよね。だって冷却水がなくなったら、エンジンがオーバーヒートして終了ですから。日頃から水とオイルの管理だけはしっかりしないといけません。
原因不明?
でもこれだけ漏れているのにも関わらず、まず地面に漏れている様子がないのです。またエンジンルーム内を目視しましたが、漏れた形跡はありました。知り合いの整備士の人に見てもらいましたが、「漏れの原因が目視では分からない」とのことです。
困りました。
なぜ漏れている箇所が分からないのか?
それは、エンジンの熱やファンの風ですぐに乾いてしまうからです。もちろん冷却水がドバっと漏れれば、地面が水浸しになって分かります。でもこのような走行中に少しずつ漏れていく場合は、地面に垂れる前に乾いてしまうのです。
でも「あやしい」箇所はいくつかありました。エンジンルーム内を隅々まで見ると、白い液体が乾いた跡があります。これは恐らく冷却水が飛び散って乾いた跡ですね。
水だと完全蒸発して見えなくなりますが、冷却水だと水分は蒸発してもその「成分」は蒸発することなく残るからだと思います。
でも今回は3カ所ぐらい白く乾いた場所があったので、原因の特定までには至りませんでした。
もちろんエンジンを掛けた状態で目視しても、漏れている個所が分からないのです。地面には垂れて来ません。
ますます「???」です。
その日は水を継ぎ足して、様子を見ました。
そして次の日の朝、新たな発見が・・・。
夜明け前に仕事が始まるのですが、この時期12月はとても寒いです。
トラックのエンジンを掛けたところ、地面にポタポタ液体が漏れてるのを見つけました。やはり出発前に地面を覗くのは重要ですね。オイルや水の漏れを早期発見できます。
慌ててトラックの下にもぐり、漏れの箇所を特定しようとしましたが、どうやら冷却水が伝って漏れて来ている様で分かりません。多分これ、バラさないとダメッぽいです、素人にはお手上げです。
そうこうしていたら、冷却水の漏れが収まって地面に垂れなくなったのです。
余計に「???」です。
寒い朝一番だけ、地面に漏れてくる・・・。金田一少年かコナン君、出番です(笑)。
恐らくはエンジンが冷えているので蒸発しないだけだと思いますが、それでもエンジン始動から約5分ぐらいで漏れなくなってしまいました。まだほとんどエンジンンは暖まっていないと思います・・・。
知り合いの整備士がこう推理しました。
「朝一番、寒いとラジエーターのホースが硬くなってそこから漏れてくる。でもホースが熱で温まると、柔軟性が出てきて漏れが少なくなるのでは?」
なるほど!
確かにゴムは、寒いと柔軟性がなくなります。ここ最近漏れが酷くなったのも、朝一だけ地面に漏れてくるのもホースの柔軟性が関係しているのかもしれません。
実際、翌日エンジンを掛ける前に地面を除いてみたら、すでに濡れていました。昨晩エンジンを切った後にホースが冷やされて、きっとそこから漏れたのでしょう。ラジエーター内は圧力が高いですからね。
対処法
と言うわけで、恐らくはラジエーターのどこからかのホースから漏れていると思います。
初めにも書きましたが、これを書いている時点では年末年始で車屋さんがお休みなんです。修理ができません。
なので、毎日エンジン始動前に冷却水のタンクをチェックして、補充してから出発するようにしています。
あ、冷却水の量は、必ずエンジンが冷えた状態で確認して下さいね。エンジンが暖まると冷却水がエンジンの方へ回って、タンクの残量が減っていきます。(またエンジンが冷えると戻ってきます。)
このように目視で発見できない場合は、強制的にラジエーターに圧力をかけて漏れさせるという方法があります。そういう機械があるらしいです。
なので、お正月休みが終わったら、早速その方法にて原因を特定しようと思います。それまでは、冷却水の継ぎ足し継ぎ足しで誤魔化していきます。
まとめ
また進展がありましたら、こちらに追記します。
エンジンを掛ける前は、まず車の下を覗いた方がいいですよ。ボンネットを開けてエンジンルームまで見るのは面倒!って人も、地面ぐらいは覗きましょう。
オイルが漏れていたら、それは地面にシミになって残ります。雨が降ってもなかなか落ちません。
またエンジン始動後も、同じく地面を覗いてみましょう。今回の僕のように、冷却水漏れを発見できるかもしれません。
駐車場がアスファルトだと分かりやすいですが、砂利や砂地だと気づきにくいかもしれませんけどね。
少しでもこの記事がお役に立てれば嬉しです ^^
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