40代社会人が自動車学校に通うのは恥ずかしい?実際の体験を語る

自動車学校での学習は、苦労の連続です。

必要性から通い始めましたが、予想以上の厳しさに正直言って辞めたくなることも…。

逃げ出したいと思うほどの、苦行のような経験でした。

40代で自動車学校に通うのは困難だと、感じる方はいらっしゃいませんか?

私のような40代社会人の自動車学校への入校は、本当に大変です。

 

この記事では以下の点について紹介します。

・自動車学校の厳しさに苦しむのは自分だけではないこと

・自動車学校での困難を乗り越える方法

・他の人の自動車学校体験談

 

私自身、女性として40代で運転免許を取得しました。

自動車学校には3ヶ月間通い、社会人生活25年の中で最も厳しい体験でした。

この苦しい時期を乗り越えたのは、インターネット上の様々な体験談のおかげです。

私の体験が他の誰かの役に立てば幸いです。

大丈夫!

自動車学校で苦労するのは、あなただけではありません。

 

教習所での苦悩!40代で運転免許取得の体験

動機は仕事で免許が必要になったから

四国出身で、20歳で東京に移住しました。

東京では運転免許は不要でしたが、40歳で故郷に戻り、仕事上免許が必要になったため、運転免許取得を決意しました。

これが社会人になってから、自動車学校へ行こうと思った動機です。

 

ネットで探してパンフを取り寄せた

まずは、自動車学校選びから始めました。

自宅から通える学校をオンラインで探し、2つの学校からパンフレットを取り寄せ、良さそうな方を選びました。

まさかこの歳になって、自動車学校を探すことになるとは…。

 

最短2週間のプランを申し込む

申し込みは自動車学校で直接行いました。

申し込み時にはプランも決定します。

私は「スピードプラン」を選択。

このプランは技能予約が取りやすく、最短2週間で免許取得も可能ですが、通常プランより料金は1万円高かったです。

以下は免許取得までの実際の費用です。

 

・基本料金(一括払い):336,950円

・補講費用:24,000円(6,000円×4回)

・キャンセル料:8,000円(2,000円×4回)

・特別教材費用(※後述):13,400円

合計:382,350円

 

自動車学校には様々なプランがありますが、自分に合わないプランを選ぶと、時間や費用の無駄になることもあります。

自動車学校との相談をお勧めします。

 

40代で車校への挑戦:辛い経験ランキング

申し込みが完了し、いざ教習がスタート。

初日から想像を超える困難が待っていました!

ここでは、40代で自動車教習所に通った際、特に苦痛だった経験をランキング形式でご紹介します。

 

1位:若者に囲まれる環境

12月に教習を開始した私は、学生の休暇期間と重なり、若者たちで溢れる教習所に足を踏み入れました。

周りが若い人ばかりの中で、教習を受けるのは非常に恥ずかしく、場違いな感じがして自己嫌悪に陥るほどでした。

彼らが楽しそうに話す中、孤立感を味わうのも辛かったです。

 

2位:運転が本当に苦手

運転の習得が目的でありながら、運転が苦手なのは本当に落ち込むものです。

スピード感や右左折、S字カーブでのミス、ブレーキのタイミングなど、運転の難しさに直面するたびに、自分だけが上手くいかないと感じてしまいました。

「こんなに下手なのは自分だけ」と思うと、心が重くなります。

 

3位:教官の嫌味な態度

忙しい時期だったせいか、教官の言動には時に嫌味を感じることがありました。

車線を間違えるなどの小さなミスに対して、不要なジョークや皮肉を交えた指摘がされると、余計に落ち込みます。

自転車の乗り方をからかわれたり、会話によって発進が遅れたりすると叱られることもあり、ストレスを感じることも多かったです。

 

4位:運転への苦手意識

もともと運転が得意ではなかったことも、困難の一因かもしれません。

運転好きな人は、教習での失敗も楽しく語ることができますが、私にとってはそれが心を折る出来事でした。

嫌々ながら取り組む運転教習ほど、辛いものはありません。

教習が辛いと感じる人は、もしかすると運転自体が苦手なのかもしれません。

 

克服した方法:40代の教習生のテクニック

教習開始から10時間ほど経過した頃、私はその苦しさに耐えきれず、教習へ行くのを拒否しました。

予約をしてはキャンセルを繰り返し、無駄なキャンセル料を支払うことになりました。

(※通常は迷惑行為ですが、この時はキャンセル待ちの学生が多かったので、おそらく歓迎されたでしょう。)

約3週間の休学後、免許取得を諦めかけましたが、何とか克服することができました。

以下にその方法を紹介します。

 

1:自分より苦しんでいる人を探す

毎日インターネットで、自分よりもっと苦労している人の体験談を探しました。

「教習所 苦労」「教官 イライラ」「運転 恐怖」「教習所 辞めたい」などのキーワードで検索しました。

見つけた中で最も大変だったのは、補講を20回以上受けた人(私は4回でした)。

また、カーブでブレーキとアクセルを踏み間違え、田んぼに突っ込んだ人が「もう免許取得は諦めてください」と言われた例もありました。

他にも苦労している人がいると知ることで、大きな励みになりました。

 

2:教官を変更してもらった

途中で教官を変更しました。

最初は経験が浅い新人教官が担当していましたが、私の上達がなく落ち込んでいたため、教官変更を提案してもらいました。

窓口で相談し、ベテラン教官に変更してもらうことに。

これが大正解でした。

教え方が的確で、大きな進歩を遂げることができました。

新人教官よりも厳しいこともありましたが、教官との相性が大切なので、辛い時は変更を検討するのも良い方法です。

 

3:元教官が書いた本を購入した

通学拒否の期間中、ネットで時間を過ごし、「40代、50代からの運転免許取得術」という本に出会いました。

通常は高価な情報商材を購入しないのですが、この時は本当に困っていました。

合計13,400円もの費用がかかりましたが、これが大きな助けとなりました。

 

この本は元教官が書いたもので、中年の心情に寄り添った内容です。

無料のメール相談も受けられるとのことでしたが、私は利用しませんでした。

孤独を感じていた私にとって、この本は心の支えとなりました。

この本のおかげで免許を取得できたことに、心から感謝しています。

 

4:イメージトレーニングを実践

「40代、50代からの運転免許取得術」という本で知ったイメージトレーニングは、私の運転技能を飛躍的に向上させるきっかけとなりました。

このトレーニングを積極的に実践した結果、修了検定(仮免)や卒業検定を一発でパスすることができました。

イメージトレーニングは、実行するかどうかで結果が大きく変わるため、本当におすすめの方法です。

 

5:得意な学科を伸ばす

得意な分野を伸ばすことで自信を得て、他の分野の上達も促進されます。

私は学科試験が得意で、そこに自信を持つことができました。

運転技能は苦手でしたが、イメージトレーニングに力を入れることで、徐々に自信がつき、運転技能も向上していきました。

 

6:目標に向けてのご褒美を設定

目標達成のためのご褒美を設定することで、モチベーションが高まります。

私が教習所を辞めようと思っていた時、両親は「免許を取ったら車を買ってあげる」と言ってくれました。

これが大きな励みになり、私は目標に向かって努力を続けました。

 

3か月間で免許を取得したまでの道のり

これらの方法を駆使して、私は通学拒否から復帰し、以下のプロセスを経て無事に免許を取得しました。

– 修了検定(仮免):一発合格

– 路上教習

– 卒業検定:一発合格

– 本免学科試験:一発合格

合計で約3ヶ月の期間がかかりました。

 

【教習期間の概要】

– 第1段階(場内教習):12月~1月

– 修了検定(仮免):1月合格

– 第2段階(路上教習):1月~2月

– 卒業検定:2月合格

– 免許センター本免学科試験:3月合格

こうして、私は運転免許を取得することができました。

 

反省と学び:教習所体験から得た教訓

教習所での経験を振り返り、自分がなぜこれほどまでに困難を感じたのかを深く考え、自己反省してみました。

 

1:簡単だと思い覚悟が甘かった

教習所に通う前、私の覚悟は明らかに甘かったです。

「運転は誰もができることだから、簡単にマスターできる」と軽く考えていました。

そのため少しでも上手くいかないと、心が折れやすかったのです。

初めから「運転は難しい、真剣に取り組まなければならない」という覚悟を持っていれば、困難にももっと冷静に対処できたはずです。

覚悟の重要性を痛感しました。

 

2:繁忙期に通ったこと

教習所の繁忙期に通ったのは、私の反省点です。

一般的に繁忙期は12月から2月、閑散期は5月から6月、9月から11月とされています。

繁忙期は教官も疲れが溜まりやすく、イライラしやすい傾向があります。

また学生が多く、年齢に対するコンプレックスを感じることもありました。

特別な事情がなければ、繁忙期を避ける方が賢明だと学びました。

 

3:合宿は選ばなくて正解

当初、通学と合宿のどちらを選ぶか迷いましたが、通学を選んで正解だったと感じています。

合宿はカリキュラムが厳格で、期間も固定され、落ちこぼれる余地が少ないです。

通学でさえ1日2時間の教習が大変でしたので、逃げ場のない合宿での免許取得はより困難だったと思います。

メンタルの強さや運動能力に自信がある場合を除き、合宿は避けた方が無難です。

 

その後:免許取得から数年経って…

運転免許を取得してから、数年が経ちました。

運転が好きになったわけではありませんが、繰り返し運転をすることで、特定のルートではスムーズに運転できるようになりました。

田舎での生活では、運転ができることが非常に便利です。

もし心が限界に達しようとしたら、無理せずにやめることも選択肢の一つですが、耐えられるなら最後まで挑戦する価値はあると思います。

 

たった3ヶ月の経験が、長い人生の中ではほんの一瞬に過ぎません。

この経験は、結果的に良い思い出として残りました。

挫折せずに済んだことに、本当に感謝しています。

 

まとめ:40代での免許取得体験

この体験を通して最も伝えたいのは、「教習所での苦労はあなただけではないので、決して諦めないでください」ということです。

この記事が、皆さんが運転免許を取得するための励みになれば幸いです。

皆さんの運転免許取得を心から応援しています。




車全般

Posted by ちたま