金沢市のお花見で穴場なオススメは?桜が満開の見頃な時期はいつ?

2018年3月21日

お花見って混雑するのがイヤですよね。目的の場所に到着するまで、車を停めるまで、ご飯を食べる場所を取るまで、色々時間がかかって、「さぁ花見だ!」、という頃にはくたくたじゃありませんか?そんな疲れを感じずに、のんびりとお花見を楽しめる穴場、教えちゃいます。

 

ずばり、河北潟干拓地(かほくがたかんたくち)のサクラ並木(さくら街道)です。ご存知でしたか?

 

金沢市の花見の名所といえば兼六園や卯辰山公園(うたつやまこうえん)です。私も行ったことはありますが、県内外からの観光客でにぎわいがすごくて、駐車場もすぐいっぱいで空くまでずっと待っていたら時間が過ぎてしまって、ゆっくり桜を見たり、写真を撮ったりすることができませんでした。

 

河北潟干拓地のさくら街道は、見とれるくらいの綺麗な長い桜並木なのにも関わらず、満開のシーズンでも観光客はほとんどいなくて、地元の人ぐらいしか来ないのでゆっくりとお花見をすることができる穴場です。車通りもそんなに多くないので、ゆっくり桜を愛でながらドライブも出来ます。桜の木のすぐ側まで行く事ができるので、目の前で桜の写真を撮ったりできますし、人が少ないので写真の中に他の人が写りこまないで撮影ができます。

 

このさくら街道は、内灘町から金沢市、津幡町の河北潟堤防沿いにあります。満開の時期には街道の両側に並ぶ桜の木が本当に圧巻です。まっすぐな道路の両側にずっと続く桜並木は、まるで映画やドラマのワンシーンみたいでうっとりして、私も毎年桜の時期には、ここに行ことを楽しみにしています。この街道は町のHPによると約9キロ、約1150本の桜が植えられているみたいです。

 

例年、桜の満開時期は大体4月の第2週ですが、今年は全国的に桜の開花が早いので、3月末には開花して、4月の第1週には満開で見頃時期だと思います。私が、去年(2017年)お花見に行ったときは、4月半ばの週末で、すでに満開時期を少し過ぎてしまっていて、花びらが舞っている時期でした。だけど、青空の中の桜吹雪が何とも言えないくらい絵になりました。なので、満開時期をもし過ぎてしまったとしても、一度訪れてみてください。満開時期とはまた違った綺麗さがあると思います。

 

金沢市で穴場な花見スポットは、ずばり河北潟干拓地です。金沢市の北部にある河北潟防沿いに位置しています。専用駐車場はありませんが、桜並木のすぐ側に車を停めている方が多いです。人が少ないといっても、車が全く通らないというわけではないので交通ルールは守って、安全にお花見を楽しんでくださいね。屋台や出店もありませんが、本当に純粋に「花見」を楽しむ場所だと思います。また、バス停や駅などの公共交通機関は近くにないので車で行くことおすすめします。車で行ったあかつきには、ぜひ約9キロの街道をまずは車で走ってみて下さい。車を停めて、ゆっくり桜を見るのもいいですが、春の陽気の中のドライブは本当に気持ちが良いですよ。

 

近くには、河北潟干拓地内で収穫された野菜や果物、乳製品の直売所もあります。お花見のついでに、地元の美味しい野菜を買って帰ることもしばしばありました。また、実は、河北潟干拓地は春以外の季節もおすすめの場所なんです。夏にはひまわり畑ができ、約1キロのひまわりの迷路が出現します。ひまわり畑のすぐ横にあるお店ではソフトクリームを食べることができ、ミルクの味も濃厚で絶品です。冬には「冬ソナの道」と言われるメタセコイア並木路を楽しむことができます。

 

人が大勢いて、わいわいしているお花見名所も楽しくていいですが、「今年はゆっくりのんびりのお花見をしたい」「お花見はしたいけど、人込みは苦手」「気軽にお花見スポットに立ち寄りたい」という方は、ぜひ、河北潟干拓地に行ってみてください。