高級魚クエの価格の相場は1匹いくら?値段は高いのか調べてみた
♪クエクエクエ~♪ チョコボォ~ル(チョコボォ~ル)
どうも管理人の僕です。
TV番組「相葉マナブ」で、幻の高級魚「クエ」を捌(さば)いていましたね。
※この記事は2017年12月に書いたものですが、随時更新しています。
ところで、高級魚と言われている「クエ」の相場って、一体いくらぐらいなんでしょうか?
僕は食べたことはないですが、むかし福井県のとある旅館でクエのメニューを見たことはあります。
クエはレア魚なのでもちろん品切れでしたが、仮にあっても注文はしなかったですけどね。(と言うできません…)
その時の値段は覚えていませんが、メニューを一瞬見ただけで「あ、高い!無理。」っていう記憶だけは残っています。
今回、「相葉マナブ」を見て高級魚クエが気になったので、1匹いくらするのか相場の値段などを改めて調べてみました。
【先に結論】
調べた結果をまとめておきます。
クエ1匹あたりの相場をザックリ言うと・・・
養殖(輸入物)でキロあたり3千円~5千円前後。
天然だとキロあたり8千円~1万円ほどの値段です。
やはり高級魚と言われるだけあって、相場が高いですね・・・。
Contents
クエの相場は大きさや養殖か天然かで大きく違う
色々調べてみましたが、クエは相場の値段にかなりの差があります。
養殖か天然かで大きく違ってきますし、旬など時期によっても価格は左右されます。
もちろん天然クエの方が相場が倍ぐらい高く、旬は冬の11月~2月と言われています。
クエ自体の大きさも重要で、小さいものだと比較的安い傾向にありますね。
養殖(輸入)は供給が安定しているので相場の変動は少ないですが、天然はやはり供給が不安定なので相場も上下しやすくなります。
もともとクエ自体が幻と言われるぐらい流通量が少ないので、他の魚にくらべてそれほど相場が安定していない(できあがっていない)のかなとも思います。
養殖モノの小さいクエの相場はキロあたり5千円
養殖もので2~3kgサイズだと、キロ5千円と言うのを見かけました。
つまり、相場は1万円~1万5千円ぐらいになります。
何だか安そうに聞こえますけど、魚1匹で1万円以上ですからね。
近所のスーパーで売っている、ウナギより高いです。
地元の市場クエがいっぱいいるけど体型が丸すぎ。
養殖かな? pic.twitter.com/TryZFDUzHW— さきの (@cXZq1xmt6r5u3Jw) December 29, 2019
天然のクエなら値段がキロ1万円ぐらいになる
これが天然で10kgサイズになると、キロ8千円~1万円になります。
つまり10キロなので、お値段は8万円~10万円。
ケタがひとつ違います…。
クエは30~40キロサイズが釣れることもあり、これぐらいの大きさだと1匹で20万とも30万とも言われます。
僕の月給が、たった魚1匹で全部飛んでいく金額ですね・・・(-_-;)
↑鹿児島の天然クエ、1匹28キロでお値段は200,000円です。
2万円ではなく20万円ですよ!
キロ当たり8千円なので、相場から見るとまだ安い方!?
今日のお買い物✨✨
年末恒例の築地場外市場に買い出し
高くて買えなかったもの(笑)
クエが20万円💦
確かにデカイ🐟
後はその場で食べるお肉の串が8000円かぁ💦
お買い得なものだけ買いました
( ー`дー´)キリッ#築地場外市場#中央区 pic.twitter.com/Q4CvTNGFfR
— ホタル☆🍎 (@kumojiro9393) December 30, 2019
↑こちらは、築地市場でのクエです。
重さは不明ですが、天然クエでさらっと「20万円」と書いてありますね。
2万円するタラバガニが、何だか安く思えるのは不思議なものです(笑)。
ちなみにクエは、漢字で「九絵」とも書きます。
「お値段以上」はニトリですが、「お値段異常」はクエです。
クエの旬は11月~2月で相場も変動する
クエ料理と言えば鍋で、旬はやはり冬です。
とは言っても、年間通して漁獲量が極めて少ないクエなので、「旬だからたくさん獲れて値段も安くなる」と言うことはありません。
ギフトなどでクエの需要が高まる年末は、逆に値段が高くなる傾向にあります。
誰か、お歳暮で僕にクエを贈って下さい(笑)。
ネット通販ではクエの鍋セットが500グラム1万円の相場で売っている
次にネット通販を調べてみました。
クエと言えば寿司や刺身もいいですが、やはりクエ鍋が有名。
楽天などでも、このクエ鍋セットが売られています。
相場は、調べた感覚からだいたい500gで1万円ぐらいでしょうか。
なんか高いの安いのか、よく分からなくなってきました・・・。
ちなみに、松阪牛の高いヤツは1kg当たり3万円ぐらいしますので、それに比べればクエは安く思えます。
でも肉牛って、育てるのにすごい経費が掛かりますよね。
クエは捌(さば)く手間こそありますが、ぶっちゃけて言えば釣り上げるだけですから。
クエの味はフグより美味しい!口コミを紹介
クエって、一体どんな味なんでしょう?
これ書いていたら、クエを食べたくなってきました(その前にお金貯めないと・・・)。
口コミを見ると
・フグより美味い
・クエを食べたら他の魚は食べられなくなる
・脂が乗っているのにしつこくない味わい
・ゼラチン質のプルンとした食感
・クエからでたダシも美味い
あのフグよりウマイとは、相当な美味なんでしょうね。羨ましいです。
…ところでフグってどんな味ですか?
旬を迎えた高級魚のアラ(クエ)を味わう「平戸天然あら鍋まつり」が平戸市内の飲食店や旅館などで開かれています。30日まで。
長崎はクエが美味しくて、安いのにびっくりしました。#平戸あら鍋まつり:冬の味 30日まで12施設/長崎-毎日新聞 https://t.co/7GesA7fC3i#グルメ #平戸
— 毎日新聞長崎支局 (@mai_nagasaki) 2017年12月16日
↑クエが有名な地域と言えば、和歌山県や長崎県ですね。
でも近年は温暖化の影響で、山口県・島根県・佐賀県など日本海での漁獲量が増えて来ています。
このまま行けば、僕が住んでいる県でもクエが獲れるかもしれません…って、あ、海ないや。
アブラボウズをクエとだまして売った偽装事件
余談ですが、昔クエの偽物が出回ってニュースになりましたね。
アブラボウズっていう深海魚を、クエと偽って販売していたようです。
もう今から10年ぐらいの話ですが。
アブラボウズって何だかマズそうな名前ですが、実は脂が乗っていてかなり美味い魚です。
ただ脂が乗りすぎていて、逆に食べ過ぎると下痢を起こします。
こう聞くと「クエの偽装に使われるアブラボウズって安いんだ~」って思っちゃいますが、実はアブラボウズも立派な高級魚。
貴重な深海魚で、滅多にお目にかかれません。
アブラボウズも高級魚ですが、それ以上にクエが「超高級のレア魚」なので偽装に使われたようですね。
実際には、アブラボウズをクエと出されて食べた人は、違う魚だとは気が付かないようです…。
活けた状態なら、釣り人や漁業関係者なら見分けが付きますが、素人には両者の違いは見た目でもまず分かりません。
ましてや捌いてしまったら、「クエです」と言われればクエと思って食べてしまいます。
味オンチの僕なら、サンマをクエと言って出されても騙されそうですけどね(笑)。
また先ほど説明したように、クエには養殖モノと天然モノがあります。
養殖のクエを天然のクエと言われても、分かりませんよねぇ…。
ウナギなら、見た目や味でなんとか区別がつきそうですが、希少種のクエでは、養殖と天然の違いを比べる機会が少ないので見分けるのは困難です。
クエを食べたり買ったりする時は、信用できるお店や人から買うことをおすすめします。
Q.2種のみが属するギンダラ科の魚類で、女房言葉で「毒味」を意味する別名「おしつけ」は体の40%に脂肪を含み食べすぎると下痢を起こすことに由来している、近年ではより高級なクエの名で偽装販売されることもある大型魚は何でしょう?
A.アブラボウズ— 被眼花の自作問アーカイブ (@Higanbana_Q_Arc) February 19, 2020
中国産クエを国産クエと偽装して売った事件
と思っていたら、こんな↓事件があったようです。
漁獲量が少なく、「幻の魚」と呼ばれるクエ。
天然ものは高値で取引され、近年は養殖の研究も盛んだ。
そんな高級魚をめぐる産地偽装事件が4月、大阪で巻き起こった。
中国産のクエを国産と偽り販売していたとして、不正競争防止法違反容疑で、大阪府内に拠点を置く水産加工会社が摘発された。
希少資源であるがゆえに、偽装が行われるのはある意味、当然といえる。
中国産を国産に、という構図もいかにも分かりやすい。
ただ中国産のクエを輸入していたのは、国内ではこの会社だけだった。つまり中国産自体もなかなかに希少という、よく分からない背景があるのだ。
引用元:産経新聞 https://www.sankei.com/west/news/180517/wst1805170004-n1.html
産経新聞の2018年の記事です。
中国産を国産に…って、偽装事件あるあるですね。
ただアブラボウズ同様、偽装する中国産ですら手に入りづらいと言うことから、いかにクエが希少種なのかが伝わってきます。
このような偽装事件を見ると、相場より極端に安いクエに出会った場合は、少し気を付けた方がいいのかもしれません。
九州ではクエをアラとも呼ぶので紛らわしい
「アラ」って言う魚知ってますか?
よくクエと混同される魚です。
カンタンに両者(両魚?)の違いを説明すると・・・
・クエ・・・ハタ科
・アラ・・・スズキ科(現在はハタ科に変更)
です。
が!
九州では、クエのことをアラとも呼びます。
つまり、クエとアラは別の魚と言う地域もあれば、同じ魚を指す地域もあると言うことになります。
これは、紛らわしいですよね。
相手には偽装したり騙すつもりはなくても、自分の認識違いや思い込みで、別の魚になってしまう可能性があるので注意が必要です。
ちなみに、スズキ科のアラもクエと同じく高級魚で(笑)、更にクエは別名「モロコ」とも呼ばれています。
アラという魚(クエとは別種)、刺身でも凄く美味しいです。クエと混同されて私も最近まで知りませんでしたがとても美味しい魚です。 pic.twitter.com/j4CCekXQ8N
— کيوايچى اوده (@LivingDead24) June 6, 2020
クエとはスズキ目ハタ科に属する海水魚。高級な食用魚として、漁業や養殖の対象とされる。 九州では地方名でアラと呼ばれるが、同じハタ亜科に属するアラ属のアラ Niphon spinosus とは別種である。他の地方名としてモロコ、マス、クエマス、アオナなどもある。漢字では九絵と書かれることもある。 pic.twitter.com/m6OvztYVq4
— あきぽけ (@rockinpoakipoke) June 5, 2020
【まとめ】やはりクエは信用できるお店で買うことが大切
今回、クエの相場相場を調べて分かったことは、相場が高すぎて僕には無縁の食べ物と言うことでした(笑)。
そして、もしクエを食べるとしても、騙されないようにすることが重要なのかな、と。
素人ならカンタンに騙されそうなうえ、アラなどとの勘違いもありそうです。
やはり、食べるお店や買うお店選びが大切だと思います。
あなたが数年前に食べたクエ、あれって本当にクエだったのでしょうか?(笑)
♪クエクエクエ~♪ チョコボォ~ル(チョコボォ~ル)
とりあえず僕は、今晩はサンマ買って帰ります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません