サンタクロースはいないと子供に説明するばらし方は?夢を壊さない終わらせ方って?
親がサンタの代わりをしているとばらす
私は40代の女性で、説明した時、子供の年齢は10歳、男の子です。
子供が小さいうちは、夢を持ってもらいたいなというのと、クリスマスの楽しみを与えたいな、ということでサンタクロース作戦を展開していました。
あらかじめ、子供にサンタさんへのお手紙を書いてもらい、どんなものが欲しいか希望を調査して買いに行き、子供が寝静まった夜中に、クリスマスツリーのそばに隠しておいたプレゼントを置いておく、という方法です。
しかし、子供が小学校へあがり3年生にもなると、友達から色々と聞いて疑問を持ち始め、親の方も限界を感じてついに真実を知らせる時が来ました。
しかし、夢を壊さない終わらせ方を考えなければ、親をウソツキと認定して悲しい思いをしてしまうと思い、「ばらし方」についてはとても悩みましたが、サンタクロースは本当はいないことを伝えました。
プレゼントは、親が用意していたんだよ、ということも。
そして、こういう説明も付け加えました。
「今は、サンタさんはいないから、それぞれの家で親たちがサンタさんの代わりをしているんだよ。
でも、私は、昔そんな優しいサンタさんがいたから、こんなクリスマスの伝統が生まれたんだと思う。
もしかしたら、世界中のどこかには、今もがんばっているサンタさんがいるのかもしれないと思っているよ。
でもね、一人でがんばっているから、日本の私たちの地方まではなかなか手が回らないんだよ。
私は実は、一生のうちに一度でも、いつか出会えるといいなと今も思っているよ。」と。
これがいいばらし方なのか、また子供の夢を壊さないことになるかどうかはわかりませんが、実は後半は本当の気持ちだという気持ち悪いおばさんが、私です。
子供に間接的にバラす説明をする
年代 性別(30代 男性)が子供(10代 女の子)にサンタクロース制度を、夢を壊さないで伝えるその終わらせ方として、私は、あえて『サンタクロースはいない』という直接的な説明はしませんでした。
子供が中学生に上がったとき、妻とそろそろ『サンタクロース制度』を卒業させようという話合いを持ちました。
その理由は、純粋に大人へのステップを上がって欲しいからです。
決して傷つけたいからではないため、夢を壊さないということを前提として、2人で出した結論が『クリスマスのプレゼントをお父さん、お母さんからもらうのと、サンタクロースからもらうのとどちらが良いか?』と子供に訊ねるということでした。
これならば、サンタは親であるという間接的なばらし方であるし、子供が自ら選んでサンタクロース制度を卒業することを決定できるからです。
そこでもし、サンタクロースを選べばまた来年同じ質問をします。
そうすることで子供の精神的な成長を測り、彼女が完全にサンタクロースは親であるという真実をこちらが説明しなくても、それを理解し飲み込めたタイミングで、サンタクロース制度を卒業させることができます。
説明もばらし方も直接的にはせずに、プレゼントをサンタクロースからもらうか、親からもらうかという選択肢を毎年聞き続けることで、『いない』間接的なばらし方ができます。
手紙を書けば夢を子供の夢を壊さない
40代の女性、子どもは当時10才の女の子。
小学生になったころから「本当はサンタさんはいないんじゃないの?」と聞いてくるようになりました。
初めの頃は「本当に信じている子供のところにしかサンタクロースは来ないんだよ」と説明していましたが、子どもも半信半疑の様子。
私自身、子どもの頃に「本当はサンタさんはいないから、今年からプレゼントは無しだよ」といきなり親に説明され、心の準備をする間もなく唐突に夢を壊された経験があるので、自分の子どもにはなるべく夢を壊さない終わらせ方にしたいと思っていました。
サンタクロースの上手なばらし方についてママ友に相談してみると、結構多かったのは「手紙を書く」という方法。
そこで昨年、我が家もサンタさんからの手紙を書き、「これからはもっと貧しい子供にプレゼントを届けないといけないから、来年からはパパとママにプレゼントをもらってね」というメッセージとともに、プレゼントを枕元に置きました。
翌朝、「サンタさんからの手紙だ!」と喜んだ子どもですが、手紙を読むとどんどん顔が曇っていきます。
その後、ちょっとしょんぼりして自分の部屋にこもっていましたが、15分くらいすると「来年からはサンタさん来ないんだって。
さびしいけど仕方ないよね」と親に手紙を見せてくれました。
その日は何となく大人しかったように思いますが、徐々に普段の様子に戻っていきました。
それから2~3年後。
子どもとサンタクロースについて話をすると、「いないことは何となく分かっていた」とのこと。
そして「さびしかったけど、夢を壊さないようにしてくれて嬉しかった」と言ってくれました。
正直、あの方法が最善のばらし方だったか自信はありませんが、子どもが前向きに受け止めてくれたので、悪くない終わらせ方だったのかなと思っています。