トップガンのミグとはどこの国の戦闘機で実在する?架空の敵機なの?

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1980年代、今は世界を代表するアメリカの映画俳優となったトム・クルーズ。

彼がスターダムにのし上がったのが、アメリカ空軍の中でも精鋭のみが集まる組織であるトップガン。

その映画「トップガン」でトム・クルーズ演じるマーベリックが、アメリカの領海に侵入する敵国の戦闘機ミグを見事に追い払うシーンがあります。

 

轟音を上げて飛ぶトップガンの戦闘機を自由自在に操り、ミグを追い払うその操縦テクニックは他のメンバーを寄せ付けないほどハイレベルなものです。

彼はそのテクニックを過信して、戦闘の中で機体に被弾して同僚のグースを失います。

ところでこの映画「トップガン」の中で度々登場する「ミグ」とは、一体どこの国の戦闘機なのでしょうか?

 

ここでは、その戦闘機ミグについてご紹介しましょう。

 

トップガンのミグとは、どこの国の戦闘機?

ミグとは、当時のソビエト連邦など東側諸国が所有する戦闘機です。

ただ映画「トップガン」の中では相手国名は出てきませんし、戦闘機のパイロットも国名を言葉として発していません。

アメリカとソビエトの当時の敵対関係を、あからさまに明示はしてはいないです。

ただミグとすることで、誰にもそれがソビエトからの侵入者であることが分かるでしょう。

実際にミグは、かつての東側諸国が主に所有していた戦闘機ですが、映画「トップガン」の製作者側から言えば「ソビエトとは言ってないよね?」と逃げることもできます。

 

映画「トップガン」公開当時の1986年は、まだ東側諸国は西側と危険な状態にあり、いわゆる「冷戦(1947年 – 1991年)」状態の中での公開でした。

まだドイツも東西に分かれていて、ベルリンの壁(1989年に崩壊)も存在しています。

ソビエトもまだロシアに変革する前でしたので、現在よりももっと東側諸国との関係が難しい時代だったと言えます。

そんな中でこの映画「トップガン」ような作品が上映されるのは、今考えてみればゾッとしますよね。

 

 

トップガンのミグは実在するの?架空の戦闘機?

ミグと聞いて思い出すのは、1976年に函館空港に起きた「ミグ25事件」。

ソビエト連邦軍のベレンコ将校が、アメリカへの亡命を求めて北海道の函館空港へ着陸した事件です。

この時、日本の防空網が簡単に突破されて、レーダーの弱さなどが問題になりましたよね。

この「ミグ25事件」って知っていますか?

アメリカはこのベレンコ将校の亡命に応じますが、このベレンコ将校が乗っていた戦闘機がミグ25だったのです。

 

 

このように映画「トップガン」の中に登場する戦闘機ミグは、ソビエト連邦の戦闘機ミグ25がモデルになったものと考えていいでしょう。

つまりミグは実在する戦闘機であり、架空(フィクション)ではないのです。

 

当時はその性能に謎が多い戦闘機だったミグ25でしたが、この事件によってその性能の秘密が日本にも知られるところとなります。

謎が多かったため敵国には恐れられていましたが、実際にはそれほどの高性能機種ではなかったとの話もあります。

マッハ3で飛行することができると言われており、米軍が持つ機種F14/F15よりもスピードで上回っているとされます。

 

映画「トップガン」では、そのミグを操る敵国を追い払うわけですが、マーベリックたちが操縦するのはF14トムキャット。

スピードではミグの方が上です。

しかし、マーベリックは上下さかさまになってミグの頭上15センチまで迫り、窓越しに中指を立てて笑いながら威嚇。

ポラロイドカメラで敵のパイロットを撮影までしてしまいます。

その操縦テクニックに唖然としたミグは逃げていきます。こんな恐ろしいパイロットとは渡り合えないと思ったのでしょう。

 

この時にもしマーベリックがいなかったら、トップガンチームは負けていたかもしれません。

それくらいマーベリックの操縦技術は常軌を逸したものでしたが、教官であり後に恋人となるケリー・マクギルスの指導からは大きく外れているものでした。

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戦闘機ミグの性能はどれぐらい凄いの?

函館空港の事件までは、その性能が謎に包まれた戦闘機ミグ。

最高速度はマッハ3.2(時速3,290キロ)という、当時では驚異的な速度で飛行することができます。

現在の技術においてもこのマッハ3.2というスピードは、敵国にとっては脅威的な速度になります。

ただ、実際に機体に使われていた素材などは恐れていたほどハイレベルなものではなく、ミグ25も繰り返しの実戦配備には難があったようです。

 

ちなみにマッハ3というスピードは単純に音速の3倍であり、通常の旅客機の3~4倍の速度です。

日本からグアムまでは現在の旅客機で3時間半ですから、ミグが最大速度で航続飛行できたとすれば、1時間くらいで着いてしまう計算になります。

今から30年以上前に、そのような高度な技術が開発されていたというのは驚きですよね。

更にそんな戦闘機を人間が操縦しているのですから、パイロットの技術や体力も大したものです。

 

映画「トップガン」のシーンには、トムキャットとミグがすれ違う場面があります。

マッハ3の最高速度では飛んでいないとは思いますが、戦闘機同士がすれ違うときの音や衝撃はとんでもないものでしょう。

新幹線が時速250キロですれ違っても、かなりの風圧で揺れを感じるぐらいですから。

 

このように40年も前に開発された戦闘機ミグですが、そのスピードは恐ろしくハイレベルな技術です。

日本にはミグはありませんが、こんな戦闘機が実戦で使われることがないように祈るばかりです。

映画「トップガン」の登場シーンだけで、「かっこいい!」と思う程度で済ませておきたいものです。

 

まとめ

映画「トップガン」に登場する敵機の戦闘機「ミグ」。

明言は避けていますが、これは当時のソビエト連邦の戦闘機ミグ25がモデルとなってると考えてよさそうです。

つまり敵国はソビエト連邦であり、ミグという戦闘機も架空ではなく実在します。

 

この戦闘機ミグ25の凄い性能と言えば、やはりその飛行速度。

最高速度はマッハ3.2にも達することができ、現代の技術でもこれは驚異的な数字です。

こう思うと、本当にアメリカとソ連の冷戦って、お互いの軍事力の競争だったんだなって分かります。

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