スノーボードで1440の読み方や意味は?どんな難易度の技なのか調べてみた

2021年7月28日

平野歩夢選手、平昌オリンピックでのスノーボード・ハーフパイプ銀メダルおめでとうございます。

今回は、その歩夢選手の技の名前にある「1440」の意味について調べてみました。

そもそも1440って何て読むの?せんよんひゃく…?

 

先に結論を書きます。

1440は前半の14と後半の40に分け、それぞれ英語で「フォーティーン・フォーティ」と読みます。

意味は技の回転数を表しており、1440度=4回転になります。

※この記事は2018年に書いたものです。

 

1440はスノボの技で4回転することを表す

平昌オリンピックで、平野歩夢選手が「ダブルコーク1440」を連続で決めて話題になりました。

この数字の1440は、何を表していると思いますか?

この数字は、どれだけその技で回転したか?という技の「回転数」を表しています。

 

1回転すると360度、半分なら180度ですね。

簡単に言うと、1440はこのような「○度」の数字なんです。

つまり、1440÷360=4なので、ダブルコーク1440は4回転する技になります。

 

これを見て連想するのが、フィギュアスケートのジャンプ。

フィギュアスケートでは「シングル・ダブル・トリプル」、そして「4回転~」と言いますよね。

こちらの方が聞き慣れていますが、スノボだと回転数をそのまま数字で表しているわけです。

 

読み方は「フォーティーン・フォーティ」

そして1440の読み方ですが、「フォーティーン・フォーティ」と読みます。

前2桁(けた)と後2桁に、数字を二つに区切って読みます。

これは、英語で西暦を読む時と同じ読み方ですね。

 

なので1440なら、

14=fourteen=フォーティーン、と

40=forty=フォーティ、ですね。

 

14と40は、発音する時のアクセントの場所に違いがありますが、そこまで気にする必要はないと思います。

テレビの解説者も、「フォーティーフォーティー!」って適当に言ってるように聞こえますので。

 

また、下の他の回転数と比べれば分かりますが、「フォーティーン」と頭に付けば1440度(4回転)なんだな、と理解できます。

他の技と聞き間違えることはないですね。

 

1回転…360度は「スリーシックスティ」

1回転半…540度は「ファイブフォーティ」

2回転…720度は「セブントゥエンティ、もしくはセブンツー」

3回転…1080度は「テンエイティ、もしくはテン」

3回転半…1260度は「トゥエルブシックス、もしくはトゥエルブ」

 

【まとめ】4回転する1440だが回転の方向や高さで難易度も変わる

1440が4回転する技と分かれば、その難易度も分かりますね。

あらためて、歩夢選手の凄さを実感。

 

単純に回転数だけ見れば、よりたくさん回転する方が難易度が高いと言えます。

しかし、スノボでは回転数だけではなくて、

縦回転なのか?横回転なのか?

はたまた、その両方を組み合わせたものなのか?

によって、技の種類(名前)も難易度も大きく変わります。

もちろん「高さ」も忘れてはいけません。

 

結論として、1440は確かに4回転もするスゴイ技ですが、どんな4回転なのか?も重要になるわけです。

…となると、気になるのは「ダブルコーク」の意味ですよね。

こちらについては、下記の記事で解説していますので合わせてどうぞ^^




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Posted by ちたま