こたつホースは火事や火傷になる?ストーブの熱で熱くなりすぎないのか使ってみた感想

2020年10月24日

こたつホースって知っていますか?

僕は、初めて知りました。

ストーブの温風をそのままコタツへ取り込んで温める・・・すごいアイデアですね。

これならこたつの電気代もかからないし、部屋全体も暖まります。

 

しかし、このこたつホース。

ストーブの熱で熱くなりすぎて、火事や火傷(ヤケド)はしないのでしょうか?

実際にこたつホースを使っている人に、火事や火傷(ヤケド)の危険性について使ってみた感想を聞いてみました。

後半には、火傷対策するためのカバーについての口コミも紹介しています。

 

こたつホースを実際に使ってみた感想まとめ

ある物やサービスが本当はどうなのか?を知りたい時は、実際に使ってみた人の感想を聞くのが一番です。

メーカーの商品説明は良い点しか書いてないですし、人により使う環境が違いますからね。

特に「こたつホースを初めて知った!」と言う人もいると思うので、これから紹介する使ってみた感想を参考にして下さい。

 

こたつホースを長くしてストーブから離せば火事にはならない

こたつホース使用歴3年。

灯油ストーブで使っていますが、こたつホースは火事にならないと思います。

 

こたつホース自体は熱くなるのですが、発火した事は今まで一度もありません。

こたつホースは距離が長く、物が燃えるまで温度が高くならないため、絨毯やこたつ布団が燃えてしまう事はありません。

 

しかし、火傷(やけど)には十分に注意が必要する必要があります。

ホースがとても熱くなりますので、使用中は絶対に触らないようにしておく必要があります。

子供がいる家庭では、十分に気を付けて下さいね。

 

使い方の基本としては、灯油ストーブ等の熱風が出る所にこたつホースを設置して、直接こたつの中に熱を持って行くように置いておくだけです。

非常に簡単ではありますが、火事になる危険性があるとすれば、ホースが短すぎてこたつとの距離が近すぎる場合です。

そのため、こたつホースは長めにしておくことと、こたつとストーブを十分に離しておくことが火事や火傷を防ぐコツです。

 

しっかりと注意しながら使えば、こたつホースは非常に便利な防寒グッズとなりますので、東北地方などの寒い冬にはおすすめです。

ストーブで部屋とこたつの中を同時に暖めることができますので、ポカポカで過ごせる環境を作り出せます。

もちろん、エアコンなどを使用しなくてもよく、こたつのスイッチを入れる必要もありませんので、光熱費の節約にもなり家計に優しく重宝できます。

 

安全に使用するための注意を十分にしておくことで、火事や火傷の心配はありませんので命の危険もありません。

お子様がいる家庭の場合では、子供にきつく注意しておくことで対処をする事もできます。

決して目を離さなければ小さなお子様でも安心ですので、火傷とストーブの距離だけはしっかり注意しておきましょう。

 

小さいこたつでホースを使ったらこたつの足が熱で溶けて火傷しそうになった

我が家は、宮城県の山間部なので冬はとても冷えます。

灯油代や電気代もバカにならず、省エネの為に窓に貼るシートや、ホットカーペットの下に敷く断熱シートなども使っています。

その中でも便利なのが、こたつホースです。

 

リビングで大型の家具調こたつを使っていますが、もちろん火事になった事などはありません。

使い方も簡単で、ヒーターの前にセットしてこたつの中に風の出口を入れ込むだけです。

かなり暖かいですよ。

こたつホースを使っている時は、こたつのスイッチも入れていないので電気代の節約にもなってるんです。

 

そこで自分の部屋でも省エネの為に、ソファーをやめてこたつを購入しました。

一人暮らしでよく使われるような、75センチ角の安いリビングこたつです。

こたつと一緒に省スペースタイプのこたつ布団のセットと、もちろんこたつホースも購入しました。

私の自室は6畳間。

こたつを広げてみると、結構部屋が狭くなってしまいました。

 

早速、こたつホースをこたつにセットして使ってみると、なんだか熱く感じました。

ヒーターの温度を5度下げても、足元は暖かいを通り越して熱いんです。

自分の足を見てみると、膝から下が真っ赤になっていました。

火傷(やけど)にはなりませんでしたが、その後もなかなか赤みが消えず…。

 

乾燥も気になったので、こたつに足を入れなくなって数日が経ちました。

こたつに異変を感じてよく見てみるとこたつの脚が変形していました。

樹脂製のこたつの枠の場合は、ヒーターの熱で溶けてしまう事があるようです。

 

火事にならないか心配だったので、こたつホースを使うのを断念しました。

一冬でこたつのフレームも脚もグネグネに曲がってしまって、結局は買いなおす羽目になってしまったんです。

 

節約の為に始めたはずのこたつホースが、結局は出費ばかりという残念な結果になってしまいました。

あのまま気が付づかずにこたつホースを使っていたら、火傷や火事などになっていたかもしれません。

 

断熱加工されたこたつホースを選び長さに余裕を持てば熱くなりすぎない

私の経験から、こたつホースで火事にならない使い方をお話します。

まずは、おそらく大多数の家庭の方は、ファンヒーターにこたつホースを接近させて、火傷(やけど)しないような工夫をし熱をこたつに供給されていることと思うのです。

この時、火事にならないようにするのには、やはりこまめにこたつホースを見ることです。

 

こたつホースは、接近させすぎると非常に熱がこもり危険です。

こたつホースとヒーターとの適度な距離を、自分自身で見つけだすことが重要であると思います。

火事にならないようにする一番の対策方法は、こまめにこたつホースの向きを変えたりして、ホースが熱で熱くなり過ぎないようにすることが重要です。

 

また、ホースの選定も重要であると思います。

ホースであれば何でも良いと言うのではなくて、ホースによっても耐熱性の高いホースがあったりしますので、慎重にホースを選定することをおすすめします。

 

・表面が熱くならない加工がされているホース

・フレキシブルなホース(曲げたり伸ばしたりできる)

・耐久性のあるホース

 

特に重視して頂きたい点として、表面が熱くならない加工がされているホースが一番望ましいです。

やはり、ホースがファンヒーターの熱に長時間さらされる訳ですから、温度も非常に高くなります。

こたつホースを自作する人は、断熱加工がされているホールを選んで下さい。

また、熱がホースにこもって熱くなり過ぎないように、ホースは余裕を持った長さがちょうど良いと思います。

 

私の個人的な感想としては、未就学児のいるご家庭ではあまり使わない方が良いと思います。

不意にホースに触ると、火傷の危険があるからです。

 

石油ストーブの転倒による火事と猫の低温火傷に注意する

こたつホースの使用歴は20年です。

私は温風ヒーターからコタツに繋げるので火事にはなりませんが、石油ストーブでホースを使用する方は危険なんで注意が必要です。

こたつホースは、固定ができる訳ではありません。

歩いて触れたりすればホースが移動して、石油ストーブが倒れてしまう危険性があるからです。

灯油がこぼれて火事にでもなったら大変ですから、私は電気の温風ヒーターでこたつホースを使っています。

 

その他の温風ヒーターの使い方の注意点は、猫を飼ってるお宅だとホースが暖かいのでこたつホースに乗る猫もいます。

実際、うちの猫はこたつホースに乗りました。

猫が乗ると低温火傷になる可能性がありますから、もし猫が乗るのならホースの上にタオルをかけたりしてください。

そうすれば火傷にはなりません。

 

また、猫が爪研ぎをしてホースに穴をあける場合もありますから、そこにも気を付けてください。

人間が使う場合は、特に火事とか火傷は考えてなくても大丈夫だと思います。

 

使い方はヒーターの温風から少しだけ離してコタツに入れますが、広い部屋では長めのホースを買い、スペースがない狭い部屋は短めのホースを用意します。

ホームセンターでこたつホースを買うときは、サイズを見て買ってください。

こたつホースは手軽な値段で買えますし、コタツの電気代は割りと高いので節約できるうえ暖かいです。

 

どうしてもこたつホースが移動しちゃう場合は、ホースの真ん中に動かないように固定できる物もホームセンターで売ってますから、これを設置するといいと思います。

まず、火事にはなりませんから安心して大丈夫です。

 

こたつホースでの火傷を防止するカバーや対策の具体例

次にこたつホースで火傷をするのを防ぐための、カバーや対策をご紹介します。

何かこたつホースに付ける良いカバーないかな~って探している人は、こちらの口コミを参考にして下さい。

 

こたつホースに自作の毛糸のカバーを巻いて火傷とケガを防止

実際にこたつホースを使ってみると、ホースのヒーター側入り口と、こたつ側の出口付近がかなり熱くなりました。

こたつホースの位置を変えようとヒーター側を触った時、私は軽い火傷を負ってしまったこともあります。

また、こたつ内でついホースの上に足を乗せてしまった時も、火傷まではいきませんでしたがかなり熱かったです。

子供が幼稚園の年長さんですが、暖かいホースの上によく座っていましたし、こたつの中で猫が二匹ホースを枕にしていたこともあり、これは、何か火傷対策をしないと危ないと思いました。

 

まず、何か火傷防止用のカバーをつけることを1番に考えました。

温風を取り込むヒーター側は、燃えやすい素材では火事の心配がありますが、なかなかいいカバー素材が見つからず…。

ヒーター側のカバーは諦めて、ホース自体をヒーターから離して使うことにしました。

 

そして、こたつ側のカバーは思い切って自作することに。

ダイソーに売っていた太い毛糸の円柱状に編むことができるツールを購入し、これを編んでカバーにすることにしました。

若干長めに編んでホースの内側に折り返すことで、ホースの内側も直接触らないようにすることもできました。

 

また、こたつホースはよく踏まれたりして角ができますので、カバーを付けることによりケガの防止対策にもつながったと思います。

ハイハイする赤ちゃんがいる家庭でも、毛糸で自作したカバーなら火傷や怪我の予防もできます。

 

ちなみに、こたつホースにこの手編みのカバーをつけたら、猫達はこたつの中じゃなく、外でカバーのついたホースを枕にするようになりました(笑)。

猫にとって、ちょうど良い(?)暖かさになったようです。

 

木でカバーを自作してこたつホースを覆えば火傷をしない

こたつホースは電気代の節約にもなり、又こたつの熱さではなくヒーターの温風なので、使い心地よく保温性もあり重宝しています。

しかし火事にならないまでも、こたつホースは表面がかなり熱くなり触ると火傷するくらいです。

これでは、小さい子どもがホースに触れたりしたら火傷の危険がありますし、猫も安心してこたつで丸くなれません。

 

また、猫はホースを爪で引っ掻いてしまい、こたつホースが破れる恐れもあります。

破れたこたつホースも、また怪我の原因になってしまいますからね。

そこで何かカバーのようなものを巻いて、こたつホースが熱くならない対策ができないかと考えました。

 

とりあえず、タオルをかけてみました。

が、すぐにズレてしまいどうも上手くいかない。

 

次にこたつホースのように蛇腹になっていて、簡単に向きが変わるモノはないかと探していました。

私は建設業を営んでいることから、仕事で余った断熱材のシートをかぶせて針金で止めてみたところ今度はうまくいきました。

これなら、こたつホースの表面が熱くなりません。

しかし表面がゴワゴワして見た目が悪く、断熱材の毛玉ができてしまったので外しました。

 

結局最後は、こたつホースの位置を決めてそこに自作で木のカバーを作りました。

木製のカバーなら、不意に触ったりしても火傷を防止できます。

完全にこたつホースの位置を決めてしまえば、この木のカバーが台代わりになりモノを置いたりできます。

 

お店で売っているこたつホース中には、初めからあまり熱くならない植毛が巻いてあるタイプもあります。

新しいタイプのこたつホースは、あまり熱くならないみたいですね。

私も今のこたつホースが古くなったら、このタイプに買い替えようと思っています。

 

 

【まとめ】こたつホースは火事の危険性はあまりないが低温火傷に注意する

今回、僕が実際にこたつホースを使っている人の感想を聞いて感じたことは、火事の危険性はあまりないが、低温火傷には気を付けないといけないと言うことです。

ストーブと違って、こたつホースは直接の熱源ではありませんので、物が燃えるほど高温にはならないと思います。

しかし、逆にそれが低温火傷を起こしてしまう危険性があるのかな、と。

 

感想にもありましたが、こたつが小さいと熱がこもって熱くなりやすいです。

また大きいこたつでもホースの出口と離れたところでは温度に差があります。

「アツっ!」っとなれば小さい子でも反射的に避けますが、低温だと気が付かないうちに火傷してしまうかもしれません。

猫の低温火傷は、ホットカーペットなどでも実際によくある事故例です。

 

それにしても樹脂製のこたつの足(枠)が、ぐにゃりと曲がって変形した写真は衝撃的でした。

ネットの口コミを見ると、意外とこのような「溶けた」と言う感想を見かけます。

木製なら大丈夫だと思われますが、そうでない場合は熱に気を付けた方が良さそうですね。

木材って鍋敷きにも使われるぐらいですから、耐熱性は安心できます。

こたつホースを使う時は、火事や火傷をしないように十分に気を付けて下さい。