住宅ローンは何とかなる?心配し過ぎで思い切りが必要か?口コミまとめ
住宅ローンって、どれだけ返済計画立ててもビビりますよね…。
数千万円を2~30年かけて返して行くわけですから、将来がまったく読めません…。
何かあったらどうしよう…。
でも、そんなこと言っていたらいつまで経ってもマイホームを買えないので、やはり最後は思い切った決断が必要なのでしょうか?
そこで今回は、すでに住宅ローンを組んでいる人生の先輩方の、
・住宅ローンは何とかなるものなのか?
・住宅ローンは思い切りが必要なのか?
・住宅ローンに対して心配しすぎなのか?
の口コミを集めてみました。
これから家を買おうと思っている人は、ぜひ参考にしてみて下さい!
Contents
住宅ローンを借りている(完済した)4人の口コミ
今回は住宅ローンを現在返済中の人、すでに完済し終えた人、合わせて4人の人の口コミを紹介します。
人により経済状況などの違いはありますが、住宅ローンを組むうえでの心理的なアドバイスになると思います。
身の丈に合った家なら思い切って決断した方が良い
旦那と共同名義で、2000万円の新築分譲マンションを購入しました。
頭金200万円、借り入れ金1800万円を35年ローンで組み、あと5年で完済予定です。
結婚してすぐにマンションを買ったのですが、若くして住宅ローンを組んだので最初は全額支払えるかとても心配でした。
周囲に相談すると
「結婚と家を購入するのは、思い切りとタイミングが大切」
とアドバイスをもらったので、思い切って購入を決断。
月々のローンの返済額は、一般的な賃貸物件の家賃と同じくらいだったので生活にあまり支障はありません。
家を買う際に、家のために生活を削るか?家より生活の質を上げるか?を主人と話し合った結果、生活を豊かにすることを選んだからです。
無理なく身の丈に合った家を購入したので、よく聞く「ローンに追われて生活が貧困する」などの経験は今のところないです。
また、旦那一人の収入でもローンを返しつつ何とか生活できることから、二人目の妊娠を機に私は仕事を休職しています。
こんな経験から、最初から心配しすぎて何も行動しないよりも、何とかなる!と考えて思いきって決断する方が、物事は案外うまく進むと思っています。(30代女性)
借金も資産のうちと思い切れば意外と何とかなる
21年前に自分名義で4000万円の中古住宅を購入しました。
当時は不況下で新築住宅の販売はほとんど無く、たまに30坪以下の小さな家の売り出しがあるくらい。
そんな中で、中古住宅で4000万円は高い気はしたのですが、ゆったり感を重視して購入を決めたのです。
頭金1000万円、借入3000万円、ローンは35年に設定しましたが、繰り上げ返済をして借り入れから15年で完済しました。
自分の住まいを持つことは、一生に一度の大きな決断を迫られます。
誰しも思い悩み不安になりますが、考えていても何も始まりません。
しっかり返済計画を立てたなら、あとは思い切りが必要です。
心配しすぎても物事は前に進みませんので、最後は自分の決断次第だと思います。
私は、子供の学費や自分の仕事の収入などを考慮し、日々の生活資金に余裕が持てるよう35年と言う長期のローンを設定しました。
幸いにして、子供も病気をすることなく順調に成長し、大学も留年することもなく卒業。
私の仕事も思いのほか順調で、定年まで勤めあげるメドが立ちました。
子供が社会人になり自立してからは、それまで子供に掛けていたお金をローンの繰り上げ返済に回します。
できるだけ借り入れ元金を少なくすることで負担を減らし、当初の予定の半分の期間で返済することができたのです。
住宅ローンを設定する際は、まずは不測の事態があっても対応可能な無理のない長期の計画を立てることです。
そして計画よりも余裕が生まれれば、その時に繰り上げ返済をして期間を短くして行きます。
シミュレーションしてみることも重要ですが、後は借金も資産だと思って思い切れば意外と何とかなるものです。(60代女性)
職場にて住宅ローンの話をしていて。「大丈夫。いざとなったら誰かが何とかしてくれるよ♪」と言った3人全てが下の子だった。彼らが言うに「心配しすぎ」な私は長女。やはりなんだか損している気分が否めない。
— しぃ (@labradorescence) September 26, 2010
住宅ローンは思い切って借り思い切って返す
私は4800万円の新築戸建てを、頭金1300万・借り入れ3500万で35年ローンで買い、16年繰り上げて完済しました。
よほど将来の収入確保が見込めないなら、頭金ゼロでのフルローン購入は止めた方がいいです。
フルローンは危ないというより、貯金がない=今まで倹約生活ができてないという点で、住宅の購入計画を見直すべきだからです。
普通に働いているのに住宅ローンが払えず破綻した人の多くは、端から見れば無駄だらけの出費をしているのが原因です。
本人にしてみると、どうしても払わざる得ないと思っている出費ですが、客観的に見ればムダな場合が多いです。
ですから、貯金がなく頭金ゼロでローンを組もうとしている人は、一度購入計画だけでなく普段の生活や毎月の固定費を見直すべきだと思います。
繰上返済は、積極的にどんどんやった方がいいです。
「”何か”あった時に保険(団信)で返済できるから、繰り上げ返済はもったいない」
という意見がありますが、これは心配しすぎだと思います。
逆に言うと、保険は返済中に”何か”が起きないと損することになります。
それに”何か”なんて、起こらない方がいいです。
繰上返済してもお金をしっかり貯めていけば何とかなるので、それほど気にする必要はないでしょう。
住宅ローンは借りる時は思い切って一気に何千万も借りるのに、返す時はなぜか細かく計算してしまいます。
返す時も、思い切って一気に繰り上げ返済してもいいのではないか?と私は思います。
毎月の出費さえ気を付けて管理をしていけば、まず破綻することはありませんので大丈夫です。
住宅ローンは購入計画を立てたら思い切って借り、余裕ができたら思い切って繰り上げ返済するのがコツだと思います。(50代男性)
住宅ローンで附属する「団体信用保険」と、あとは私が死んだ後の遺族年金で、遺された家族の衣食住は何とかなるハズ…
そして、住宅ローン減税の期限 (10, 13 年後) になってから一括で返すという選択肢も残される。
結局、未来はわからんので良い選択肢が多くなる選択が無難かなって感じ。
— wwJww (@wwJww) March 10, 2021
住宅ローンは心配していてもキリがない
旦那名義で4000万円の新築戸建てを、頭金1200万円・借入2800万円の35年ローンで買いました。
繰り上げ返済して返済期間を5年縮めましたが、離婚をきっかけに残金1000万円を貯金で完済し、財産分与しました。
このご時世、ボーナス払いは住宅ローンの返済計画に入れるべきではないと思います。
ボーナスをアテにしていると、コロナの緊急事態のように何かあった時に突然ボーナスが出ないなんてこともあります。
ボーナスは最初から無いものとして考えた方が賢明で、もらえたら繰り上げ返済に回すぐらいがちょうど良いと思います。
そして住宅ローンはいくら借りられるか?ではなく、いくら返せるか?が重要です。
月々の返済額を見て「よしこれなら返して行けそう!」と決まれば、あとは心配してもキリがありません。
毎月、決まった金額を着実に返していくのみです。
今は、ネット銀行などで低金利の商品もあるので、そういうものもよく吟味して決めるとよいですね。
我が家も途中で利子が高すぎるため、思い切ってネット銀行の住宅ローンに借り換えました。
今思えば意外となんとかなりましたし、そこまで大変だったことも無かったです。
住宅ローンは不安もありますが、思い切りも大事です。
もし、どうしても返せなくなった時は、資産である家を売って賃貸に引っ越すこともできますので、最悪、何とかなります。(40代女性)
今朝から、住宅ローンの組み方で旦那のあまりに慎重すぎる考え方にイライラ…。高い買い物だからわかるけど多少の思い切りがなかったらマイホームなんて買えない!
性格が真逆だから余計にイライラ…。— dogclothes Kentii犬服🐾🍀 (@kayomaruko) August 19, 2011
【まとめ】金利が将来どう変動するかは誰も分からない
住宅ローンを決断できない理由のひとつに、将来、金利が大幅に上昇したら払えるのだろうか…?という不安があります。
こういう人は固定金利にすればいいわけですが、だからと言って変動金利の方が安いのでそう簡単には決断できません。
金利が上昇しないなら、金利が安い変動金利を選んだ方がいいに決まっているからです。
でも僕は、この金利のことはいくら考えても答えは出ないと思います。
僕は10年前ぐらいに不動産業界にいましたが、その時のフラット35の金利は3%ちょっとでした。
その後3%を切り、2%台に突入した時には、
「金利が安い今がチャンス!」
「もうこれ以上、金利は下がらない!」
って、ネット上の経済評論家という肩書の人たちも含め、みんな言ってましたからね。
でも、そこからどんどん金利が下がり、2%も切って今ではフラット35って1%切ってますよね。
あの当時、誰がこんな低金利を予測できたでしょうか?
この経験から僕は、金利(経済)は将来どうなるかは誰も正確に予測できないことを学びました。
金利って様々な要素で上下しますし、日本だけでなく海外の影響も受けます。
将来の金利の変動を考えるのは、考えるだけ時間と労力のムダです。
現在の返済計画で大丈夫なら、あとはやはり思い切った決断も必要ではないでしょうか?
心配しすぎると買うタイミンや、せっかくの目の前の良い物件を逃すことにもなります。
もちろん、計画段階で無理と思うなら諦めることも重要です。
営業マンの口車にだけは、乗らないように気を付けて下さい。
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