高速道路の追突事故でトラック同士に挟まれないように防ぐ運転の仕方は?

2018年10月25日

どうも!

18歳で免許取って、その年の年間走行距離が47000kmだった僕です。

ちなみに無職だったので、すべてプライベートでのドライブです。

 

今回は、度々起こる高速道路での追突事故について書いてみようと思います。

その中でも特に悲惨な死亡事故につながるのが、乗用車がトラックとトラックの間に挟まれてしまう追突事故。

このような悲惨な追突事故を、少しでも防ぐ方法がないかを考えてみます。

 

ちなみに僕は、仕事で大型車~中型車、マイカーはワンボックス~軽自動車。

これらすべての車種で、今でも高速道路を頻繁に走行しています。

免許取ってからの累計走行距離は、100万キロは超えていると思いますよ。

 

こんな僕の経験から書いてみます。

 

先に要点をまとめると・・・

・トラックの前を走らない

・トラックの前に割り込まない

・トラックの真後ろを走らない

・渋滞に遭遇したら、前方を空けて一旦停車

・一度ブレーキを強く踏んで減速

 

高速道路でトラックに追突されない運転の仕方は?

高速道路で、普通乗用車が高速走行してきたトラックに追突されたら、かなりの衝撃を受けます。

更に前方もトラックだったら、トラック同士に挟まれてしまうという最悪な事故に・・・。

ニュースなどの映像を見たことがあると思いますが、このような追突事故は普通車は原型をほぼ留めないぐらいに潰れてしまいます。

 

このようなトラックとトラックに挟まれるという、重大な追突事故を防ぐ運転の仕方はあるのでしょうか?

実は僕なりに高速道路で気をつけながら運転していることがいくつかありますので、少しでもこれを読んでくれる人の役に立てばな~っと思って書きますね。

 

 

トラックの前を走らない

トラックに追突されたくなければ、トラックの前を走らなければいいのです。

ふざけているように思われますが、僕は高速道路を走っている時は、極力トラックや大型車の前を走らないようにしています。

高速道路は通常片側2車線なので、少なくとも一時的にはトラックの前を走っても、そのまま理由もなく巡航しないようにしています。

 

トラックって大きいから目立ちますが、実は普通車に比べれば走行している台数はかなり少ないです。

トラックがどこを走っているかを少し意識して、安全が許す範囲でトラックの前を走らないようにするのが追突を防ぐまず一歩です。

 

トラックの前に急に割り込まない

これ、僕も大型トラックを運転中によく感じるのですが、何で普通車は車線変更でトラックの前に急に割り込んでくるのでしょう?

トラックが遅いのは分かりますが、そんな急にウインカーも出さずに目の前に割り込んできたら、そりゃ追突もされますよ?

 

僕から言わせれば、トラックの前に急に割り込むのは自殺行為です。

車間スペースが空いていないのにも関わらず、何でわざわざ自分からトラックの前に・・・。

トラックからすれば、「こんな狭い所に入ってくるな!ウィンカーぐらい出せよ!」って感じです。

タチの悪い運ちゃんだと、そのままアオられますよ。

 

ちなみのトラックって、荷物を積んでいるとブレーキが効かないって知っていますか?

特に下り坂は、フットブレーキを全力で踏んで更に排気ブレーキを掛けても全然停まりません。

ハンドルを少しでも切れば、後輪がスリップするなどして車体が横を向きます。最悪横転。

 

もちろん積載量を守っていてもブレーキが効きづらくなるし、中には過積載しているトラックもたくさんあります。

例えば大型ダンプで土砂を山盛り積んでいるのを見かけますが、あれってどれぐらい重さがあるか知っていますか?

20トン超えていますよ。30トン近く積むダンプもあります。

大抵の大型ダンプの法定積載量は、8トン~9トンぐらい。

 

もちろんこんな過積載は悪質ですが、実在する以上、こういう大型ダンプ(トラック)に追突されないように自分で気をつけるしかありません。

本当にブレーキが効かない状態で走行しています。

そのトラックがどれだけの重さの荷物を積んでいるのかは、外見からでは分かりません。

だから、トラックの前に急に割り込むのがいかに自殺行為かを知って下さい。

 

 

トラックの後ろを走らない

高速道路を走っていると、トラックの後ろをピッタリと付いて走行している普通車を見かけます。

スリップストリームでも狙っているのでしょうか?(笑)

風の抵抗を少なくして燃費はアップしますが、追突の危険度は増します。

 

いくら気をつけても、自分の後ろにトラックが付いてくることは100%防ぐことはできません。

でもわざわざ高速道路で、自分からトラックの真後ろにそんなにピッタリくっつかなくても・・・。

もしその状態で後ろからトラックに追突されたら、自分の車は挟まれてしまいますよ。

 

渋滞で停まる時は、前車との車間を空けて停車する

高速道路での追突事故で多いのが、渋滞の最後尾で起こるケースです。

特に最後尾にトラックが突っ込む事故が多いですよね。

 

そしてここが、今回僕が一番気をつけていることです。

自分の車の前がトラックで渋滞に遭遇した時は、車間距離を多めに空けて一旦停車する。

そして自分の後ろの車(トラック)が渋滞に気がついて、ちゃんと停止したら前車との距離を縮める。

これがトラックとトラックに挟まれないようにすることです。

 

極論を言ってしまえば、後ろからされる追突事故を自分の努力で100%防ぐことはできません。

だから僕は渋滞の最後尾では、万一追突された時のダメージを減らすために、前車との車間を一旦空けて停止するのです。

もし追突されても、前方にスペースがあればその分衝突エネルギーが逃げます。

しかし前に壁(前車)があれば、衝突エネルギーは自車にそのまま加わり潰されます。

 

僕は、軽自動車で高速道路を毎週末走っています。

サンドイッチだけは避けよう・・・いつもこれを肝に念じて運転しています。

つまり、前車のトラックと後車のトラックに挟まれるのだけは避けようということです。

確実に即死するのは分かっていますので。

 

ただ大型トラックが時速100kmぐらいで突っ込んできたら、多分何十メートルも前に押し出されます。

初めに衝突した衝撃だけで、自分の車はかなり潰れるでしょう。

でも前車にピッタリくっついて停車していたら、ほぼ100%挟まれますよ?

少しでも前方にスペースがあれば、それだけ生存率が高くなるのです。

 

後ろからの追突事故は、だいたい過失割合が10:0と言われています。

でも自分が過失0でも、死んだら意味がないと思います。

相手が悪いとかいう以前の問題に、自分がケガをしないような運転を心がけるのが大切ではないでしょうか?

 

尚、渋滞中に前の車との車間をやたらと空けて進んでいると、横から割り込まれるし後ろからもヒンシュクを買います。

気をつけるのは、渋滞に遭遇した時の最後尾での停車時です。

 

ポンピングブレーキを使う

久しぶりに聞きましたこの言葉、「ポンピングブレーキ」。

ブレーキペダルを強く踏んで、また緩めて・・・というブレーキ方法でしたよね?(合ってる?)

 

先程の渋滞列の最後尾での停まり方に補足します。

後ろのトラックに追突されたくないからといって、ブレーキをゆっくりと踏み一定のスピードで減速しようとしていませんか?

急ブレーキを踏むとトラックに追突されるから・・・。

これ、実は全く逆なんです。

 

トラックに限らず、高速道路って単調な運転になりがち。

運転手の意識もボーッとしています。

特に高速走路を走るトラックは、運転手は疲れがたまっています。

最近はだいぶ労働環境も改善?されつつありますが、それでもムチャな運行で走らされているトラックもまだたくさんいるのです。

 

つまりこういうボーッとした意識の運転手に、そーっとゆっくりブレーキを踏んでゆっくり減速しても、前に車(つまり自分の車)が減速したことに気が付かないのです。

あ!っと気がついた時にはもう遅くて追突してしまう・・・。

 

だから高速道路で渋滞に遭遇したら、早めに一度強めにブレーキを掛けるのです。

そうすれば後ろのトラックは、ハッ!としてブレーキに気が付きます。

その後、ブレーキを弱めて前車との残りの距離で逃げるのです。

 

ポイントは「早めに」ブレーキを掛けること。

でも強くブレーキを掛けて、そのままそこで停止したら追突されますからダメですよ。

 

またポンピングブレーキのように、何度もブレーキランプを点滅させても後続のトラックは気がつきやすいです。

自分がゆっくり減速すると後続車は「変化」に気が付きにくいので、一度強めのブレーキかもしくは何度もブレーキを踏むなどして「変化」を後続車に伝えるのが重要です。

 

まとめ

初めにも書きましたが、僕の経験から気をつけていることです。

 

・トラックの前をなるべく走らない

・トラックの前に急に割り込まない

・トラックの真後ろを走らない

・渋滞に遭遇したら、前方を空けて一旦停車する

・また一度ブレーキを強く踏んで減速する

 

もしも「それは違うでしょ!」っていう点がありましたら、コメント欄からご指摘をお願いします。

 

余談

トラックとトラックに挟まれた時を想定すると、やはり軽自動車には乗らないようにするのも一つのリスク回避です。

やはり軽自動車って車内空間が狭い分、挟まれた時の生存率も低いです。

コストが安い分、安全性やボディ強度も普通車に比べて低いです。

また単純に重量が軽い分だけ、衝突した時に分が悪いです。

 

軽自動車の車重はせいぜい1トン弱。

中型トラックは5トン前後。

大型トラックは10トン~。

これに荷物の重さも加わります。

 

先程の過積載のダンプは、総重量30~40トンぐらいになります。

これが1トン弱の軽自動車に追突したら、どうなるかぐらいは想像がつきますよね。

幼児と小錦が相撲をとっているようなものです。

 

 

またミニバンの3列シート。

この最後部の3列目に子供を乗せないのも、ひとつの身を守る策かもしれません。

後ろから追突されたら、3列目はモロに衝撃を受けます。

リアドア自体の鉄板は薄いし、シートなんかほぼ強度ゼロです。

3列目より2列目の方が、まだ安心だと思いませんか?

 

事故の際は運転手がとっさにハンドルを切るから、助手席は危ないっていいますよね。

だから3列目に子供を乗せていて、追突されて大怪我をしたっていう事故を知っています。

 

繰り返しますが、後ろからくる追突事故はもう自分では完全には防げないのです。

相手が確かに100%悪いですが、車はお金で直りますけど命はお金じゃ治りません。

 

高速道路で前後にトラックが走っていたら、自分から避ける運転を僕は心がけています。

 

車全般

Posted by ちたま