安室奈美恵が出場する紅白の大トリってどういう意味?語源は何?

2017年のNHK紅白歌合戦は気になりますね~。何が?ってやっぱり安室ちゃん。

NHK側は、ギャラ3億円に大トリを用意しているっていう噂もあります。3億円って身代金や現金輸送車強奪事件なみの金額・・・ケタが違います。

ん( ゚Д゚)?

ところでその「大トリ」ってどういう意味なんでしょ?「最後」って言うのは何となく分かりますが、なぜ「トリ」?bird?

今回は、語源や正しい意味を調べてみました。早く答えが知りたい人は「まとめ」まで飛んで下さい。

 



スポンサーリンク


トリ

安室奈美恵ちゃんが急きょ出場を発表したということは、何らかの「特別待遇」があったからではないでしょうか?

いくつか考えられますが、フルコーラスが認められたり大トリでの出場ではないかと僕は思います。・・・そう言えば、トリと大トリの違いは何なんでしょう?

 

 

「トリ」とは、もともと寄席(よせ)の用語です。

トリは、元々、寄席の用語。 寄席の興行収入は寄席の経営者側と芸人のギャラに分け られるが、ギャラは最後に出る主任格の真打が全て受け取り、芸人達に分けていた。 演者の最後を取る(真を打つ)ことや、ギャラを取るところから、最後に出演する人を「トリ 」と呼ぶようになった。 「トリ」は上記の意味から、本来は漢字表記する場合「取り」が 正しいが、主任格であることから「トリ」には「主任」が当てられていた。

引用元:語源由来辞典 http://gogen-allguide.com/to/tori_last.html

 

やっぱり「鳥」ではなかったのですね。あなたも鳥だと思ってたでしょ??

でもそれ以上に「ギャラを受け取る」が語源だとは思いませんでした。お金を受け取るって言う意味なら、そんなに良いイメージではない気がしますがどうなんでしょう?

で、紅白歌合戦で言う「トリ」は、紅組・白組それぞれの最後の人が「トリ」なんですね。つまり2人いるってことです。

 

大トリ

全国の大鳥さん、出番です(笑)。

紅白で言う大トリとは、番組の中で一番最後に歌う人のことを指します。これは寄席の用語ではなく、勝手に「大」と冠つけて「大トリ」と呼んでいるだけなんですね。紅白だけでなくフェスなどでも使われます。

それよりも普段の会話では、最後の人を「締め」って言いませんか?「締めは○○さんで~」みたいに。僕の住んでいる田舎だけかな・・・。

また2013年の北島さぶちゃんでは、「究極の大トリ」っていう言葉が生まれましたよね。ここまで来るともうなんかドラゴンボールの世界です。次は「スーパー究極大トリ拳3倍」です。

 

まとめ

という訳で、紅白歌合戦でいう「トリ」の意味は、白組・紅組それぞれ最後に歌う人。語源は寄席からです。

「大トリ」とは番組の最後に歌う人のことを指します。こちらは寄席の正式な用語ではありません。

 

余談ですが、ブービーって言いますよね。これはゲームなどで最下位から2番目の人のことを指しますが、本来は最下位の人のことを指します。

いや、大ブービーとは言わないのかなと思いまして(笑)。