1パチ5スロ専門店は利益出るの?低貸し経営は儲かるのか解説!

2021年1月11日

1パチや5スロって、少ない軍資金で遊べるので人気ですよね。

5千円もあれば、けっこう遊べちゃいます。

でも、これってお店(パチンコ店)は儲かっているのでしょうか?

どう考えても4パチ20スロよりは売上が少ないのに、どうやって経営を成り立たせているのかなって、ちょっとした疑問です。

と言うわけで今回は、1パチ5スロ専門店は利益は出ているのか?について解説します。

 

【先に結論】

1パチ5スロ専門店は、4パチ20スロに比べて利益は少なく儲かりませんが、客数を増やし経費を削減して経営を成り立たせています。

 



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1パチ5スロは利益は出るが売上が少ないので儲からない

先に結論を書いちゃいましたけど、1パチ5スロはお店にとっては儲かりません。

利益が出ているから潰れずに経営を続けていられるわけですが、やはり売上が少ないぶん儲からないのです。

 

店内の一部が、1パチ5スロコーナーのお店ならまだマシです。

しかし1パチ5スロ「専門店」となると4パチ20スロと比較して単純に売上が1/4になるわけですから、利益が少なくなるのは当然のことですね。

1パチ5スロ専門店は、お客さんの人数が多くても見た目以上に儲かっていないのです。

 

売上が1/4になっても経費は変わらず同じ

では、なぜ1パチ5スロ専門店(もしくは1パチ5スロコーナー)が儲からないかと言うと、売上が4パチ20スロに比べ1/4になりますが、掛かる経費は変わらず同じだからです。
仮に経費も1/4になるのなら、1パチ5スロ専門店でも4パチ20スロと同じぐらい儲けることができます。

しかし、人件費や新台などの機械代・光熱費や賃料(テナント料)などは、4パチから1パチにしても変わらず同じですよね?

4パチのお店が時給1,200円で、1パチ専門店が時給300円になることはありませんし、メーカーも1パチ5スロ専門店だからと言って、新台を割引きしてはくれません。

 

このように1パチ5スロ専門店は、売上が4パチ20スロよりも1/4に減りますが、掛かる経費は同じなので儲からないのです。

 

4パチ20スロでは経営が成り立たないので低貸しにする

1パチ5スロに限らず、2円パチンコ・10円スロット、中には0.5円パチンコなどの低貸しで経営しているお店もあります。

なぜパチンコ店は、このような儲からない1パチ5スロなどの低貸し専門店(コーナー)で営業するのでしょうか?

それは、4パチ20スロでは経営が成り立たないからです。

本音を言えば、4パチ20スロで経営した方が利益が出て儲かるけど、お客さんが来なくて経営が持たないから仕方なく低貸し経営に切り替えているのです。

 

1円パチンコで売上が減ってもお客さんの人数が増えれば利益は減らない

1円パチンコが流行り始めた当時、パチンコは1/400などのフルスペック機が主流でした。

フルスペック機は確かに確変引けば大勝ちが狙えますが、そのぶん確率が重いので軍資金がかなり必要です。

2~3万円ぐらいの予算では、とてもじゃないですが遊べないスペックですね。

こんなギャンブル性の高さからお客さんが付いて来れず、弱小ホールでは稼働が常に飛んでいる状態。

そこで1円パチンコを導入し、昔ながらの「遊べるパチンコ」に経営方針を切り替えたのです。

 

1円パチンコにすれば確かに売上が1/4になります。

しかし、「遊べないパチンコ」に嫌気が差して来なくなったお客さんを1円パチンコで呼び戻し、稼働(来店人数)が4円の時よりも4倍になればトータルとして売上は減ることなく同じになります。

4円パチンコでは、一人のお客さんから4千円売り上げていたのを、1円パチンコでは4人のお客さんから千円ずつ売り上げるわけです。

どちらも総売上は変わりませんが、1円パチンコの方は「薄利多売」になるので経営としては理想ですよね。

 

実際には、1円パチンコにしてお客さんを4倍にすることは難しいですが、2倍になるだけでも売上の減少は1/2にまで抑えることができます。

だから1円パチンコが登場した当時は、潰れそうな小型店から率先して低貸し専門店に経営を切り替えました。

4円のままでも経営を続けられる大型ホールは、わざわざ利益が少なくなる低貸し専門店にする必要がないですからね。

 

5円スロットも、同じような経緯です。

当時は4号機~5号機時代で、パチンコ同様に「低予算では遊べないスロット」でした。

 

1円パチンコや5円スロットは、

「3千円ぐらいの低予算で、パチンコ・スロットで遊びたい!」

というニーズに上手く応えることができ、現在ここまで浸透したのです。

今では大型店でも1パチ5スロコーナーってありますよね。

やはり、一定数のお客さんのニーズがあるから導入しているです。

 

繰り返しますが、わざわざ薄利多売にするために1パチ5スロ専門店にしたのではありません。

掛かる経費はどちらも同じですから、4パチ20スロの方が利益が出やすく儲かるのは当たり前です。

しかし、4パチ20スロでは集客できないので仕方がなく、潰れるぐらいなら低貸し専門店にしよう、という経緯があったのです。

 

 

1パチ5スロ専門店のグランドオープンはない

1パチ5スロが4パチ20スロに比べて利益が出ない裏付けとして、1パチ5スロ専門店のグランドオープンって聞かないですよね?

ここで言うグランドオープンとは、更地から店舗を建てたことを指します。

リニューアルオープンや、潰れたパチンコ店を買い取ってのグランドオープンではありません。

 

なぜ、更地からの低貸し専門店のグランドオープンがないかと言うと、それはもちろん投資に対して儲からないからです。

1パチ5スロ専門店を1つ建てようとすれば4パチ20スロ店と同じように何億円と言う建設費がかかります。

とてもじゃないですが、1パチ5スロで経営しては利益なんて見込めないですよね。

最悪、赤字です。

 

このことからも分かるように、1パチ5スロ専門店(コーナー)は「4パチ20スロのままで潰れるよりはマシ、誰も打たないよりはマシ」という考えから仕方なくやっているのです。

1パチ5スロは、弱小店を生き返らせる起死回生の経営転換策とも言えるでしょう。

ですから、わざわざ新規グランドオープンで1パチ5スロ専門店を造るオーナーなんかいないのです。

※もし、1パチ5スロ専門店のグランドオープンがあれば、コメント欄から教えて下さい!

 

1パチ5スロ専門店が利益を出している仕組み

「1パチ5スロは売上1/4」と聞くと、どうやって利益を出して経営しているのか気になります。

利益が出ているからこそ経営を続けていられるわけですが、その利益を出している仕組みを説明しますね。

 

低貸しパチンコは稼働が上がるので利益はそこまで減らない

これは先ほども書きましたが、1パチ5スロは売上が1/4にこそなりますが、そのぶんお客さんの数が増えます。

お客さんの数(稼働)が増えれば売上も増えるので、実際は売上が1/4にまでは減りません。

 

今のこの不景気の世の中で、パチンコに毎月数万円も使える人ってそんなにいませんよね。

だからこそ1パチ5スロは昔のような「遊べるパチンコ」を求めているお客さんを掘り起こすことができるのです。

実際、潰れそうな4パチ20スロ店から1パチ5スロ専門店にリニューアルオープンした途端、フル稼働になったというパチンコ店もたくさんあります。

例え売上(貸し玉料)が1/4になっても、お客さんの数が2倍になれば売上の減少は1/2で済みます。

また、ガラガラの倒産直前のパチンコ店が、1パチ5スロ専門店になってフル稼働すれば、逆に売上が増えるぐらいではないでしょうか?

 

このように1パチ5スロ専門店は、売上(貸し玉料)こそ4パチ20スロの1/4になりますが、そのぶん稼働が増えるので利益を出すことができるのです。

 

1パチ5スロは釘や設定を閉めて利益を上げている

1パチ5スロ専門店が利益を上げている仕組みとして、単に釘や設定を閉めて回収しているという理由もあります。

お客さんは4パチ20スロに比べて4倍長く打てるわけですから、釘や設定を閉めてもそこまで気になりません。

(さすがに最近の1円パチンコの釘はヒドイ状況ですが…)

 

4パチ20スロのお客さんは、やはり勝つことで満足しますが、1パチ5スロのお客さんは長時間打つことでも満足できるからです。

だから1パチ5スロは、4パチ20スロより釘や設定を閉めても打ってくれるのです。

 

1パチ5スロは交換手数料で利益を上げている

1パチ5スロ専門店(コーナー)って、換金率が悪いことが多いですよね。

換金率が悪いとは、交換手数料が高いと言うことです。

 

例えば、同じ店で4円パチンココーナーが30玉交換でも、隣のシマの1円パチンココーナーが160玉交換のケースも多々あります。

160玉交換は、4円パチンコで言えば40玉交換に相当しますから換金率は悪いですよね。

30玉交換なら高価交換と言えますが、40玉交換は低価交換の部類に入ります。

これは、スロットでも同じです。

 

このように1パチ5スロ専門店(コーナー)は、4パチ20スロに比べて換金率を悪くして、その手数料で利益を上げているのです。

お客さんとすれば、1パチ5スロは4パチ20スロに比べて4倍遊べるわけですから、仮に負けたとしても満足感が違います。

それに1パチ5スロを打つお客さんは、4パチ20スロほど勝ち負けにこだわっていません。

「勝てればいいけど、気軽にパチンコやスロットで遊びたい」という気持ちが大きいです。

だから換金率を悪くしても、そこまで稼働には影響しないのです。

 

尚、1パチ5スロの換金率が悪い理由として、釘や設定を閉めるのにも限界があるので、交換手数料で儲けようという考えもあります。

今は釘曲げが禁止されていますし、スロットも設定1よりも下げることはできません。

出玉率の下限の調整が決まっているので、換金率を悪くして利益を上げているのです。

 

 

1パチ5スロ専門店は新台を買わずに中古台で経費を抑えている

パチンコ店で一番大きい経費と言えば、機械代(新台)です。

今の新台は1台あたり40~50万とも言われており、仮にこれを20台導入すればそれだけで1千万円!

当然、1パチ5スロではこの機械代を回収できないので、1パチ5スロ専門店(コーナー)はあまり新台入替をしないわけです。

「新台入替」と言っても実際は中古台だったり、4パチ20スロコーナーからの移動だったり、グループ店からの”お下がり”だったりします。

 

1パチ5スロ専門店が、新台を最速で大量導入することってまずないですよね。

あれは「導入したいけど、コスト(経費)を回収できないから導入できない」のが本音です。

1パチ5スロ専門店は、とにかく経費を抑えなければ利益が出ませんので、新台入替の回数や台数が、4パチ20スロよりも少なくなるのは仕方がないことです。

 

【まとめ】1パチ5スロは4パチ20スロよりも薄利多売で時代に合った経営をしている

確かに今の1円パチンコは全然回らないですし、5スロなんかも恐らくオール1のベタピンでしょう。

それでも1パチ5スロなどの低貸しは、4パチ20スロよりも薄利多売で経営しています。

一人のお客さんからたくさん儲けようとするのではなく、大勢のお客さんから少しずつ儲けようとする考え方です。

長い目で見れば、こちらの方がお客さんがリピートしてくれますし、今の時代に合っているような気もします。

 

しかし今回説明したようにパチンコ店も好きで1パチ5スロ専門店(コーナー)をやっているわけではありません。

できることなら、4パチ20スロで経営したいのが本音。

同じ客数なら、4パチ20スロの方が断然儲かるからです。

 

景気がもっと良くてお客さんの軍資金に余裕があれば4パチ20スロの方が受け入れられるかもしれません。

しかし、仮に1パチ5スロ専門店でフル稼働しているお店が、4パチ20スロに経営転換しても客数は確実に減るでしょう。

今は、そんな時代ではないからです。

 

今のパチンコ店の新台などの値段は、もちろん4パチ20スロがベースになっています。

これをそのまま1パチ5スロでやっても、当然”経費倒れ”になり利益が出ずに倒産します。

1パチ5スロは、遊べることを売り文句にして客数を増やし、経費を極力抑えることで何とか利益を確保しているのです。

小規模の1パチ5スロ専門店では、1日の売上がコンビニ以下って言う店舗も珍しくはないですよ。