やすだの歩き方のマリンパークがある知多半島ってどんな所?観光は?
6月20日放送の安田美沙子さんの番組「やすだの歩き方」は、愛知県知多市にある「新舞子マリンパーク」でした。
夏はおススメのスポットなのですが、この知多市がある「知多半島」ってどんなところなんでしょうか?他にも観光スポットなどあるのかな?
ちょっと気になったので調べてみました。
知多半島
愛知県の地図を見ると、「くつした」の形をした半島が左右に向かい合っていますよね。
向かって右が「渥美半島」、左が「知多半島」です。
「そんなこと当たり前だろ!」って怒られそうですが、たぶん県外の人は知りませんよ。僕も渥美半島は知りませんでした。
だって「敦賀」と「駿河」って、読み方とどこにあるか場所分かりますか??
ね?県外の人は知らないんですよ。
5市5町
そんな知多半島ですが、よく(?)言われるのが「5市5町」あると言われます。つまり市が5つで町も5つあります。
じつは平成の大合併で、半田市が周辺を吸収する予定があったのですが、結局計画はなくなったので5市5町は保たれました。
5市5町言えますか?
半田市、大府市、東海市、常滑市、東浦町、阿久比町、武豊町、美浜町、南知多町・・・です。
あれ?9つで1つ足りない?・・・なんだっけ?市だよね。・・・・。思い出せない?何かあったっけ?
知多市
今回のマリンパークがある知多市は、実はそんな「1つ足りない」的な市なんです。知多半島の中で影が薄いのです。
知多市のみなさん、すみません。個人的な主観がかなり入っていますが、おおかた間違えではないと思います。
知多市って、これと言った特徴がないんですよ。マリンパークもある意味、微妙なスポットなんです。
知多半島で海水浴と言えばやっぱり「内海の海水浴場」でしょ!しかも、美浜町や南知多町のほうが海水浴場は栄えています。
マリンパークは「名古屋から一番近い海水浴場」がうたい文句ですが、・・・ただそれだけです。なんでだろう?
マリンパーク自体を悪く言うつもりはありませんが、南知多ビーチランドやグリーンバレイ、コストコ、セントレアなどの方が知名度があるような気がします。
半島の西側に面しているので、風がクソ強いからかな。潮風がヤバいので、車がすぐに錆びるって聞いたことがあります。風力発電があるぐらいですからね。反対の半島の東側は比較的穏やかなので、海水浴や潮干狩りが各地で行われます。
あ、東側には戸塚ヨットスクールもあった。昔から子供は「言うこと聞かないと、戸塚ヨットスクールに入れるぞ」と脅されたアノ施設です。
常滑市
知多市のすぐ南にある常滑市。「とこなめし」と読みます。「セントレア空港」で一躍全国に名が知れ渡りました(?)。
すぐ近くには「コストコ」や「めんたいパーク」、そして「イオン常滑」もあります。セントレア効果で、一気に発展したという感じですね。
セントレアは、飛行機の発着を見に行くだけで、小さなお子さんは喜びますよ。ただ、セントレアに車で渡るには有料道路(連絡橋)を走らないといけないのです。
今は片道180円ですが、ちょっと前までは片道360円だったんです!もちろん帰りも連絡橋を走らないと帰れませんので、往復720円だったんですよ!高いっ!
公共の施設に行くのに有料って、それはちょっと・・・って思いません?まあ、半額になったので許容範囲ですが。
こんな近年急速に発展した常滑市ですが、じつは他にも有名なものがあります。それは「常滑焼き」です。
平安時代から伝統がある「日本六古窯」のひとつなんです。
常滑焼と言えば「急須」。そして「招き猫」。街中には巨大な招き猫もあります。
あ、イオン常滑の店内にも巨大招き猫ありました。それぐらい有名なんですよ。猫好きにはたまらない街かもしれません。
尚、愛知県にはもう一つ「瀬戸焼」があります。これまた有名で、こちらも「日本六古窯」のひとつ。よく聞く「せともの」とは、この「瀬戸焼」から名前が来てます。愛知県って焼物でもすごいんですね。
焼物の街、常滑。あとは「常滑競艇場」がありますね。
この競艇場では、毎年8月の終わりに「常滑焼祭り」が開催されます。今年は8月19日・20日です。
尚、初日には「常滑納涼花火」があります。これは必見です。競艇場から花火を打ち上げるんですよ。
昼は焼き物のお買いもの。そして夜は花火。いいじゃないですか~。
こう見ると、知多市より常滑市の方が観光スポットがたくさんあるんですよね。
大府市
知多半島でもっとも栄えている街です。すぐ北は名古屋市緑区。巨大な「イオンモール大高」が大府からすぐ近くにあります。
そして国道23号線や伊勢湾岸道路など、交通にも便がいいですね。
半島といっても名古屋市のすぐ南で、周りが海に囲まれていないため、三河方面や三重県方面へもアクセスがいいんです。
周辺はトヨタ自動車関係の工場が多いのも特徴です。個人的には、知多半島で一番生活しやすい便利な街だと思います。
ただその分地価が高いので、マイホームを建てるのには結構な資金が必要です。トヨタ自動車の方なら余裕(?)でしょうか。
東海市
聚楽園大仏(しゅうらくえんだいぶつ)が目立ちます。「名鉄」電車の窓からこの大仏が見えますので、初めて見る人は驚きますよ。高さは約19m。
また東海市は工業が盛んで、代表する企業は鉄鋼を製造している「新日鐵住金株式会社(しんにってつすみきん)」です。
その新日鉄ですが、たびたび爆発しています。ブログのアクセスが爆発じゃなくて、リアルに工場が爆発するんです!ボヤ騒ぎもありました。
次は、いつ爆発するかと思うと怖くて夜も眠れないので、管理の方をしっかりとお願いします。
そして問題がもうひとつ。
地元を支えている鉄鋼業ですが、じつは煙突から鉄粉が噴出され、市内の車や洗濯物が真っ黒になる被害があります。
これは本当に困ったことなんですが、知多市と同じく西からの風が強いのがその原因の一つでもあります。
まとめ
ざっと簡単ですが、主要な街をまとめてみました。
やはりこうして見てみても、新舞子がある知多市はパッとしないんですよね。
別に人工物だけが観光スポットではないですが、もう少し特色があってもいいのかなぁと個人的に思います。
知多半島は、先端の南知多町と名古屋市に隣接する東海市・大府市とでは、雰囲気が全くちがうのも魅力なのかもしれません。
近くに寄った際は、ドライブがてらにぐっると「知多半島1周」してみて下さいね。
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