FIFAランキングで日本の過去最高順位は何位?メンバーやエースも調べてみた

2022年12月3日

サッカーの代表国それぞれには、ランキング形式で順位が付けられていることは知っていますか?

「FIFAランキング○位」などテレビで聞きますよね?

あれのことです。

 

現在、日本はFIFAランキング何位なのか?

過去これまでの順位はどうだったのか?

などをまとめてみました。

 

2022.12.4 追記

最新のFIFAランキングでは、日本は24位クロアチアは12位です。

 

日本の過去最高の順位は9位!

日本のFIFAランキング過去最高の順位は、1998年2月と3月の9位が最高です。

ベスト10に入ってますよ。

これは世界に誇れる、自慢しても良い順位だと思います。

※尚、過去最低順位は2000年の62位です。

 

最高位の時の主なメンバー

その時のメンバーですが、まずはエースがカズこと三浦和良選手。

そして、ゴン中山こと中山雅史選手、中田英寿選手、川口能活選手らが主なメンバーです。

この顔ぶれ、すごいメンバーですよね。

今思えばドリームチームみたいです。

 

この時に日本は初のワールドカップ出場を決め、2月の親善試合2試合に連勝し、3月のアジアカップで2勝1敗の好成績だったことが、このFIFAランキングに反映されているようです。

やはりワールドカップ出場を勝ち取れるほどのチームとしての実力があり、それが色んな結果として表れていたのです。

思えばワールドカップ初出場は、ちょうど今から20年前のことだったんですね。

まだまだ日本のサッカーは、これから発展していきますよ。

 

ただし当時のランキング形式は現行のものと違い、親善試合を多くすればFIFAランキングの順位が高くなる仕組みになっています。

従って現在の運用による最高順位は、 2011年4月の13位です。

1月開催のアジアカップで優勝した結果が、この13位という数字に大きく反映されていますね。

 

みなさんも李忠成選手の決勝ボレーシュートは、鮮明に記憶に残っているのではないでしょうか?

当時はエースの本田圭祐選手が絶好調で、遠藤保仁選手や内田篤人選手が健在のメンバーでした。

南アフリカワールドカップをベスト16で終え、戦力的にとても充実しておりモチベーションも高かったと思います。

↑これは凄いボレーですね。

 

2018年のFIFAランクは61位でベスト16

前大会の2018年時点では、日本代表は61位でロシアワールドカップを戦いました。

同じグループHの・・・

ポーランドは8位

コロンビアは16位

セネガルは27位

 

つまり日本は、グループ内では最下位なんです…。

なのに、ベスト16まで進出した快進撃!

これは凄いですよね。

 

2022年10月現在、日本は24位

最新の情報を掲載しておきます。

2022年10月6日現在、日本のFIFAランキングは24位です。

前回、2018年のワールドカップでは61位と低迷していましたが、2019年に入ってからは20位台をキープしています。

目指すは、やはり”一桁”ですね。

 

ちなみに2022年大会のグループEは、

・スペイン…7位

・ドイツ…11位

・コスタリカ…31位

・日本…24位

となっています。

 

ベスト16の初戦で戦うクロアチアは12位です。

 

日本の過去のW杯のランキング

日本代表がこれまで出場してきたワールドカップは、それぞれ何位だったのでしょう?

結果と合わせて過去を振り返ってみます。

 

1998年は12位で全敗

まず、初出場となった1998年フランス大会は、12位で出場しグループリーグ3戦全敗です。

先程は過去最高の9位と書きましたが、FIFAランキングは毎月更新されるので、同じ年でも順位に変動があります。

中山雅史選手が記念すべきワールドカップ初ゴールを決めたことは、今でも語り継がれていますね。

中山選手って最近の人は、「サッカーにちょっと詳しい面白い人」というイメージかもしれませんが、実は凄い名選手だったんですよ!

 

2002年は32位でベスト16

2回目の出場となった2002年日韓ワールドカップは、日本は32位で出場しています。

急に順位が下がりましたね…。

でもW杯の結果は、2勝1分でグループリーグを突破しベスト16の成績!

当時の黄金世代が活躍した、素晴らしい大会になりました。

 

2006年は18位で全敗

2006年のドイツ大会は18位での出場となりましたが結果は3戦全敗。

残念ながら、ワールドカップ3大会連続のグループステージ突破は叶わなかったです。

この大会で中田英寿選手が引退したのは、今でも印象に残っています。

 

2010年は45位でグループリーグ突破

2010年の南アフリカ大会では、日本代表は45位で出場し2勝1敗でグループリーグを突破。

決勝トーナメントでパラグアイ相手にPK戦で敗れはしましたが、ベスト8に1番近づいた大会になっています。

中村俊輔選手からスタメンを奪った本田圭祐選手がエースとして活躍し、一躍”時の人”になったのも懐かしいことですね。

 

2014年は46位で1分2敗で敗退

そして2014年のブラジル大会。

FIFAランキング46位で挑みましたが、1分2敗で大会から去ることに…。

ヨーロッパの有名クラブに所属する選手も多く、期待値が高かっただけに残念な結果になっています。

 

ここまで見て分かるように、前回の2018年ロシア大会時の61位は、FIFAランキング過去最低順位での出場です。

日本のサッカー史の全期間で見ても、ワースト2位の順位になります。

なのにベスト16ですからね。

 

親善試合で勝たないと順位が低い

なぜ、2018年当時の日本はこんなに順位が低いのか…?

と、誰しも疑問に思いますよね?

僕なりにこの理由を考えたところ、ワールドカップアジア最終予選後の親善試合や、東アジアカップの成績が良くなかったことがその原因と思われます。

 

親善試合9試合で2勝2分5敗と大きく負け越し、東アジアカップでも韓国に大敗しています。

最終予選時は大苦戦しましたが、それでも順位は現在の方が低いです。

特に親善試合で7戦連続勝ちなしという結果が、当時の低ランキングに響いていると思います。

 

【結論】ランキングが良くても勝てるわけではない

以上が、日本代表とFIFAランキングの過去の経緯となります。

順位からワールドカップの日本の変遷を見ると、また新しい興味深さを発見できますね。

順位は国別の強さを表す指標となっていますが、必ずしも順位が良いから試合に勝てるというわけではありません。

当然です。

 

日本代表についても、順位が悪くてもグループリーグを突破したり、順位が良くても3戦全敗したりしています。

あくまでひとつの指標としてですが、やっぱり順位は高い方がなんだか嬉しいものですよね。

相手国のFIFAランキングの順位も気にしながら、次の試合では応援してみてはどうでしょうか?