踏切事故は電車がブレーキをかけても間に合わないのか?

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踏切2人死亡 救出図り犠牲か | 2017/4/15(土) 13:07 – Yahoo!ニュース 

神奈川・川崎市の京浜急行八丁畷(はっちょうなわて)駅のそばの踏切で15日朝、男性2人が電車にひかれ死亡した。踏切に立ち入った男性を、もう1人の男性が戻そうとしてひかれたとみられている。

引用元:Yahoo!ニュース

このような痛ましいニュースを目にする度に、何とかならなかったのかな、と思ってしまいます。

駅のホームからの飛び込み自殺の場合は、さすがに目前ですから列車の運転士も急ブレーキをかけても間に合わないでしょう。

鉄道会社も「ホームドア」の設置や、青色照明で自殺防止を図っています。

しかし、踏み切りはこのような対策をあまり聞きません。

地方部では防護柵がなく、電車が手で触れそうな距離に線路があります。

小さい子供が、親が目を離した隙に線路内へ入ってしまい・・・という悲しい事故も起こります。

私の知人も、このような線路進入によりお子さんを亡くされた方がいます。大変痛ましいです。

「ブレーキは間に合わなかったのか?」

私の様な素人は、踏切は見通しが良いので、ブレーキを掛ければ間に合うのでは?と単純に思ってしまいます。

被害者のほうも意図的に線路内に留まったのか、または逃げようとしたが間に合わなかったのか。

自動車がブレーキをかけて止まることとは違うのでしょうか? 調べてみました。

 

列車の制動距離

鉄道運転規則により、2002年までは「600m条項」というのがあり、踏切のある路線では、非常ブレーキがかかってから600m以内に停止させる必要がありました。

現在はこの規則は廃止されていますが、おおよその指標となっています。

時速約130km/hが、この600mで停止できる距離となります(=営業最高速度)。

・・・ろ、六百メートルですか!?

600mって、ウチから学校までの距離と同じじゃないですか!ローカルネタですみません。

自動車の制動距離は、単純に言うと100km/hで100mぐらいです。

どう見ても列車の方が止まりません。

鉄の車輪に鉄のレールですから当然ですが、ここまで止まらない乗り物だとは思いませんでした。

私が普段乗る私鉄は、客室内に現在の最高速度が表示されるのですが、おおよそ100km/hぐらいが最高です。

ということは急ブレーキかけても、数百メートルは止まらないということです。

もちろん運転士が気付くまでの空走距離や、路面状況、乗客の人数で制動距離は大きく変わるわけです。

これでは、いくら急ブレーキをかけても衝突事故が起こるわけです。

「警報が鳴ったら踏切内へは絶対に侵入しない」とは、この根拠があったからなんですね。

ちなみに警報が鳴り始めてから約30秒で、遮断機が下りてから約15秒で列車が来ます。

トラブルを発見したら、躊躇せず非常停止ボタンを押すことが重要です。

救助などに向かうことは危険ですので、絶対にやめてください。

 

新幹線の制動距離

では、めっちゃ速い新幹線はどうなんだろうと疑問に思いました。

東海道新幹線の最新車両N700Aは、最高速度285km/hから約3kmで停止できます。

キロです、メートルではありません。グラムでもありません。

3kmと言ったら、ウチから町役場ぐらいまでです。3kgと言ったら、ダイエット目標です。

1~2分ぐらいずっと急ブレーキをかけて続けて、やっと停まるような感じですね。

速く走ることよりも、早く止まる方が難しいと言われているぐらいです。

ちなみに新幹線は特例法により、600m条項の例外とすることで実現した経緯があります。

山形新幹線と秋田新幹線は、踏切があるため最高速度は130km/hとなっています。

私にとっては、新幹線に踏切があるということが想像できません。

機会があれば、実際に一度見てみたいものです。

 

まとめ

列車の制動距離は、自動車と比較にならないほど長いです。

警報が鳴ったら、絶対に踏切内へ進入しない。

エンストや侵入などを発見したら、速やかに非常停止ボタンを押す。

列車は急ブレーキをかけても、数百メートルは止まりません。

テリーマンなら最短距離で止められるかもしれませんが・・・。

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