どうまん蟹の値段や相場はいくら?旬の時期はいつ頃で味は美味しいか調べてみた

ドウマン蟹のお値段の相場や、食べごろな旬の時期などを調べてみました。

先に答えを言っちゃうと、どうまん蟹は

・500gで7,000~8,000円

・旬は6月~11月頃

です。

どうまん蟹は浜松市(浜名湖)の特産品

平仮名かカタカナ、どちらが正式なのかは分かりませんが、ドウマンカニは静岡県浜松市は浜名湖の特産品です。

ちなみに漢字で書くと「胴満蟹」。

何となく意味が分かりますね。

写真はこちら↓

ハサミを見て下さい。

ジョーズの歯のように鋭く太いです。

指を挟まれると骨まで砕ける危険があるので、こうして紐で縛ってあるのです。

 

このどうまん蟹、高級魚クエのように地域によってその呼び名が変わります。

例えば高知県では、エガニ・本ガニ・真ガニと呼ばれています。

その他にも沖縄県や、瀬戸内ではドテキリ。

志摩では、ドテヤブリなどと呼ばれています。

あのデカくて強力な、ハサミから由来しているようです。

できれば名前は、全国で統一して頂けるとありがたいですね。

尚、和名ではノコギリガザミと言います。

 

どうまん蟹の相場は500gで7,000円

どうまん蟹は幻のカニとも言われ、とても希少で高級蟹なんです。

高級なカニは越前ガニや、松葉ガニだけではないんですね。

 

このどうまん蟹、価格帯はおよそ500gで7,000~8,000円。

え?越前や松葉より高いのでは?

だって、1㎏だと15,000円でしょ。

もちろん大きさや、程度によって値段は様々です。

1㎏5,000円ぐらいで買えるどうまん蟹もあるし、1㎏20,000円クラスの物もあります。

ただ幻と言われるだけあって、その値段の相場はかなり高いでしょう。

 

どうまん蟹の旬な時期は6月~11月

次にドウマンガニが食べごろな、旬の時期はいつでしょうか?

もちろん一年を通して食べられますが、6月~11月が美味しく食べられる時期になります。

ということは1年のうち、約半年もの間、美味しいどうまん蟹を楽しめるわけです。

 

また春や夏には、オスの大きなハサミが美味しく、秋と冬にはメスの卵が美味しいです。

季節によって、その美味しさの味が変わるんですね。

でも幻の高級蟹を、そうそう年に何回も食べられません。

 

どうまん蟹の味は濃厚で美味しい

さて一番気になるのが、どうまん蟹の味。

幻と言われ、500gで7,000~8,000円なら、そりゃウマイに決まってるでしょ!

僕は食べたことがないので、食べた人の感想を集めてみると…

 

・濃厚な味だがあっさりしている甘さ

・味は濃くて強い。渡り蟹や上海蟹に近い味

・ミソが濃厚

・食べ過ぎると「のぼせる」

・カニとエビを足して割ったような味(?)

・少し泥臭い

 

と、他の蟹では味わえない、独特なウマさなのが伝わってきます。

一体どんな味なんでしょう・・・食べたい。

 

結論:水揚げ量が少ない希少などうまん蟹

幻と言われている「ドウマンガニ」。

やはりその希少価値な理由は、水揚げ量が極端に低いからです。

浜名湖は日本でも珍しい淡水と海水が混ざり合う「汽水湖」。

そのためどうまん蟹の水揚げ量は、全国屈指を誇ります。

そんな浜名湖を持ってしても、1日に数匹獲れるかどうか・・・。

めっちゃレアアイテムなんです(笑)

なので浜松市民でも、食べたことがない人が大勢います。

仮に獲れたとしても魚屋には流れず、そのまま料亭行きなので市場には出回らないんですね~。




どうまん蟹

Posted by ちたま