ツバキ文具店キラキラ共和国の原作ネタバレ感想!鳩子が代書屋をやめた?

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※ネタバレがありますのでご了承下さい。

 

ツバキ文具店の続編!キラキラ共和国。読んでいますか?

前回は、守景さんと結婚した鳩子のバージンロードについて書きました。「段葛」ですね。

頼朝の遠近法は、ぜひ一度は見に行きたいと思っています! でも鎌倉は遠いな~。

その記事はこちらキラキラ共和国のネタバレ!鳩子のバージンロード?ツバキ文具店の続編

 

今回は、活版印刷についてです。

「印刷って?まさか、鳩子が代書屋をやめた?」と思いますよね?安心して下さい、履いてます 簡単にあらすじを説明します。

鳩子が、結婚の報告を手紙で周りに知らせようとするのです。もちろん代書屋ですから手書きですよね、ぽっぽちゃん?

・・・それが違うのですよ、印刷なんです。Σ(゚д゚;) ヌオォ!? しかも活版印刷。

なんでも廃業した知り合いの印刷屋さんから、活字の一部を譲り受けたのです。鳩子は、それを使って結婚報告の手紙を印刷しようとしているのです。

 

活版印刷

ところで皆さん、活版印刷って知ってますか?言葉を正しく知れば、物語がもっと面白くなりますよ?

まず読み方ですが「かっぱん いんさつ」と読みます。「かつばん」じゃないですよ。明日のテストに出ます。

で、そうなると次に「活版とはナニ?」となるわけです。

活版とは「活字を使って印刷すること」を活版印刷と言います。

「活字って…印刷された文字でしょ?」、半分正解です。

活字とは、普段は印刷物の文字のことを指しますが、印刷用語では「木製や金属製の文字の判子」のことを言います。

つまり活版印刷とは、「ゴム印」や「印鑑」みたいな活字を組み合わせて印刷することです。

例えば、「はとこ」と印刷するなら「は」と「と」と「こ」の活字をくっつけて印刷するのです。

イメージできましたか? (⌒-⌒)   僕は、活版印刷は初耳で知りませんでした。

ちなみに活版印刷も活字印刷も同じ意味です。

 

印刷の仕方

活版印刷の印刷の仕組みはシンプルです。超カンタンに説明すると、ゴム印のように凸部にインクを付けて、紙に圧を掛ければ印刷完了。

活版印刷は、印刷の中でも凸印刷になります。この歴史は500年以上もあるんですよ。すごくない?

ただこのインクを付けるまでの工程がメンドウなんです。だって一文字一文字、活字という「判子」を組み合わせるんですよ。

アルファベットなら26文字で済みますが、日本語はひらがなと漢字で一体いくつあるのでしょう??その分、活字を用意して組み合わせなければいけません。気が遠くなる作業です・・・。

鳩子も当初は漢字を混ぜた文章にしていましたが、あまりに時間が掛かり過ぎるので平仮名だけにしました。しかも、余分な単語は省いたので文章が味気なくなりましたが、これは仕方がないですよね。

多分、マトモにやっていたら、来年つまり「新婚」じゃない時期までかかりそうです。この作業の煩雑さが、活版印刷の難点なのです。

想像できますか?一文字一文字、活字を収納している棚からその文字を探し出し、それを順番に並べていく・・・。

しかも「判子」なので、文字が左右対称なんですよ!鏡文字です。「さ」と「ち」なんか紛らわしすぎる!

一体、一文を組み合わせるのにどれぐらい時間がかかるのでしょうか?そりゃ、味気ない文章になってしまうのもうなずけます。

そして、ようやく文章全体の活字を組み合わせることができても、これで終わりではありません。( ̄◇ ̄;)エッ

だって印刷する際の「余白」はどうすればいいのしょう?

それはもちろん余白には、凸のない平面な「判子」を組み合わせます。これでようやく1枚の紙へ印刷ができるのです。こうしないと印刷機にセットできませんからね。

また、一気に1枚に組み合わせるのではなく、ある程度の「カタマリ」ごとにまとめて組み合わせるのです。

その「カタマリ」を結束糸というので縛って固定します。これを「結束」と言いますが、結束糸を持っていない鳩子はマスキングテープでまとめて固定しました。

マスキングテープは別名「養生テープ」とも言われる、塗装や引っ越しなどで使われる手で簡単に切れるアレです。すぐに破れるような気がしますが、大丈夫なんでしょうか?

結局、鳩子は3行約60文字の案内状を作ったわけですが、作業にもう丸1日かかっていますね。

「代書屋なら手で書けばいいのに」って思ってしまいます。う~ん、短気な僕は、この活版印刷の作業はやりたくないですね(笑)

キャノンのインクジェットプリンターで十分です。

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活版印刷の良さ

「なんでわざわざ、こんなメンドウな活版印刷で」って思いますよね?僕もそう思いました。でも調べていくうちに鳩子の選んだ理由が分かりましたよ。

活版印刷は、現在ではほとんど使われなくなってしまった印刷方法です。

今は「オフセット印刷」が主流なんです。新聞を初め、その他カタログはほとんどオフセット印刷ですね。

でもそんな活版印刷の良さは、なんと言っても「味がある文字」や「高級感」ではないでしょうか?僕は少なくとも、「カッコイイ!」と思いました。

「ほとんど」使われていない活版印刷ですが、逆に使われているのは「名刺」や鳩子のような「案内状」などです。

写真見て「あ、これって活版印刷だったんだ!」って思わず叫んじゃいましたよ。

僕は自分の名刺は、おなじみキャノンのプリンターで印刷して作っています。もうペラペラで切り離した「バリ」も残り、安物感いっぱいです(笑)

でもたまに、厚みのある「文字が凹んだ」名刺ってもらったことありませんか?それが活版印刷なんです。

活版印刷は「少し厚みのある、腰はあるけれど表面は柔らかい」紙を使います。クッション紙・コットンペーパー・ボード紙などですね。

その紙をゴム印のような判子(活字)を使って機械の力で押しつけるわけです。当然文字の部分が凹みますよね。ゴム印と表現しましたが、実際は木や金属でできています。

そして押し付ける際に「少しインクがはみ出て留まる」のです。こうなることで、文字の輪郭が若干色が濃くなり、凹みとともに強調されます。

文字がハッキリと見やすいので、見た瞬間「お!」と思います。「いつもは老眼鏡で読んでいた人が、活版印刷は裸眼で読める」っていう逸話?があるぐらいですから。それぐらいハッキリと文字が際立つのです。

例えば文字が、「金箔っぽい色」で印刷された案内状を見たことありますよね?これも活版印刷ならではなんです。

インクを使わない凹みだけで文字を表現する「空押し」という印刷方法もありますよ。

このように名刺を初め、ごく一部ですがまだまだ活版印刷は使われているのです。じつは、密かに活版印刷の良さが見直されていたりもするのです。

 

印刷代

ただ、活版印刷はすでに説明したとおり「メンドウ」です。つまりコストがかかるんですね。

例えば名刺を100枚作るだけでも、「片面1色で1万円~1万5千円」ほどします。もちろん、カラーを増やしたり両面印刷にしたらさらに高くなります。ある意味「アナログの手作業」ですから分かる気もします。

でもこの高級感ある名刺なら「ありでは?」と僕は思いました。これは他と差別化できますよね。

ただ名刺渡した後に「覚えたら返して下さい、1枚100円もしますので。」って、セコイ僕なら言いそうですが(笑)

 

まとめ

僕は今回、初めて活版印刷という言葉を知りました。「見たことあるある」という発見でしたね。

現在は、大量印刷で低コストな「オフセット印刷」に活躍の場をうばわれてしまっています。コストの高さや、印刷の煩雑さがネックなんですよね。

しかし、名刺や案内状などでその「味のある文字」を見直され、今でも使われているのです。アナログレコードのようなものなんですね。

僕も機会と予算があれば、活版印刷を一度試して見ようと思います。

鳩子の作った「結婚案内状」は、一体どんな感じに仕上がったのでしょうか?しかも紙飛行機ですからね。

 

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